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Airbnb Story
シリコンバレーの「エアビーアンドビー」に迫る初のノンフィクション!
あかの他人を自宅に泊めるためのプラットフォーム――。こんな厚かましくて奇妙なアイデアを思いついた3人の共同創業者は、美大出身のデザイナー2人とエンジニア。
カリスマでもなく、天才でもなかったが、ありったけの力を注いだ。
彼らはビジネス経験がほとんどないところから、世界3万4000都市を超え、会社評価額9兆円の会社をつくりあげる。
投資家には断られ続け、宿泊者の暴行や器物損壊などで相次ぎ炎上。巨大ホテルや規制との闘いにも苦悩する。それでも彼らはゴキブリみたいに死なずに生き延びて、成功を続けている。
新しい時代に世界を変えるビジネスをゼロから生んだ「エアビーアンドビー」のとんでもない物語。
<本書に登場するエアビーアンドビーを支えた言葉たち>
「雑音に惑わされるな」――ウォレン・バフェット(投資家)
「なんとなく好きになってくれる100万人より、熱烈に愛してくれる100人のファン」――ポール・グレアム(Yコンビネーター共同創業者)
「文化を壊すな」――ピーター・ティール(ベンチャー投資家)
「(うまくいかないなら)何度でもローンチしろ」――ブライアン・チェスキー(エアビーアンドビー共同創業者兼CEO)
「80%でいい」―ジョー・ゲビア(エアビーアンドビー共同創業者兼CPO)
「3人だから困難を乗り切れた」――ネイサン・ブレジャージク(エアビーアンドビー共同創業者兼CTO)
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Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法
2017/06/25 05:09
新たなビジネスモデル
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロフトの家賃も払えなかったチェスキーとゲビアが、大企業を立ち上げていく様子が面白かった。急速に発展していく様子には、危うさも感じた。
Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法
2019/06/21 12:04
Airbnb創業者の挑戦と苦悩が描かれている物語
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:@rikkha - この投稿者のレビュー一覧を見る
Airbnbはご存じでも使ったことがない人は多いのではないかと思う。私もその一人であるが、Airbnb創業者の挑戦と苦悩を知るきっかけになった。
近年のスタートアップ企業の中で参考にされていると思うが、この本では実情を描いていると感じる。
特に創業者であるブライアン・チェスキー、ジョー・ゲビア、ネイサン・ブレチャジークは参考になることが多い。
■学んだこと
「行動力と絶えず学ぶ姿勢」
・まだ事業が軌道に乗っていない時に大陸の逆であるニューヨークのユーザーに毎週出向き、使い方や不満などを徹底的に聞いた。
・学習方法「情報源に行くこと」。あるトピックスについて10名に話を聞き、
アドバイスをまとめるのではなく、その半分の時間で一番確かな情報源を探り、
誰よりもそのことに詳しい人をひとり見つけてその人だけに話を聞く。
「シンプルさの徹底」
・ウェブサイトやユーザーエクスペリエンスでこだわっている部分は「なめらかに動く」、「簡単に使える」、「写真が美しい」、「3クリック以内で予約完了」
「3クリックルール」はiPodと通じるが、爆発的なムーブメントを起こすことには重要だと感じる。
「新しいことは批判も伴う」
・エアビーアンドビーを創業して反対運動や批判をすべて経験して、これからも批判に合うことは覚悟していた。
またこの本には様々な印象的なメッセージがある。
・「ウーバーはただの取引。エアビーアンドビーは人との触れ合い」
(投資会社:エリサ・シュライバー)
・「もちろん行き過ぎはよくないし、エアビーアンドビーをすべて支持しているわけではない。ですが、全員が得をするような落としどころはある」
(非営利団体代表:キャシー・ワイルド)
・「人脈があるのはもちろんいいけど、本人の潜在能力がなければ、役に立たない」
(セイコア:アルフレッド・リン)
・「悲観主義者はだいたい正しい。だが正解を変えるのは楽観主義者だ」
(ニューヨークタイムズコラムニスト:トーマス・フリードマン)