2040年の未来予測
20年後、あなたは何歳だろうか?
ひとつ確実なことがある。それは、人間が必ず歳をとることだ。
iPhoneが発売されたのは、たった13年前だった。現在、スマートフォンがない世界なんて考えられない。そして、これまでの10年より、これからの10年の方が世界は大きく、早く変わるだろう。
テクノロジーだけでなく、ほかのことも、気づいたときには手遅れになっているのが人間の性である。地震や災害も、リスクをわかっていながらも被災するまで手を打つ人は少ないし、明らかに社会制度は破綻しつつある。人口は増えず、老人ばかりの国になるし、環境問題も悪くなる一方だ。
これまでと同じように暮らしていたら、今の年齢によっては取り返しのつかない可能性もある。
この本は、あらゆるデータから導き出されるありのままの未来を書いた。「今日」にはこれから起こることの萌芽がある。現在を見つめれば、未来の形をつかむことは誰にでもできる。
本書は、ただ知識を得るためだけの本ではない。読んだ後、俯瞰的に未来を考えられる力がきっとついているだろう。
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2021/05/07 17:49
20年先を考える大切さ
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AR - この投稿者のレビュー一覧を見る
20年先をどう読むか。一通り解説した後で書かれた最後の知的てんでんこ(著者はそう書いていないが私の解釈)が妙に納得。
2040年の未来予測
2022/02/21 15:46
予測されている未来は暗いが、明るい気持ちで読める一冊。不思議だ。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
この先の20年も、ぼんやり生きてはいけないなぁ...が、読後感。著者は、様々なデータや、これまでの科学技術の発展の歴史と今などを屈指しつつ、未来を予測するが、日本の未来も、地球の未来も明るくはない。生きるリスク満載である。
しかし、そのリスク回避のひとつとして、著者は科学技術の発展という手段を用意する。
(...というか、それしかないのだが、その記述はとにかく面白い。)
この先の変化を自分なりに学び、予測し、供えて、暮らすことと、怖がって情報を避けて暮らすことでは、人生に雲泥の差が出てくるだろう。その意味で、一読の価値ある一冊。
2021/11/19 01:34
マンションを買うことのリスク
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sklhfstyi - この投稿者のレビュー一覧を見る
一般的に老後のために不動産を買うと安心と思われているが、買い手がつかないとババ抜きゲームになったり、一軒家なら最悪、自分の意思で修繕、建て替えできるが集合住宅はそうもいかない。むしろマンションを買う方がリスキーではないか?上記のような様々な知見が得られる。知りませんでしたで損しても誰も助けてくれない。将来困らない為に読んでおくと良い本。