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来るべき民主主義 小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題
著者 國分功一郎 (著)
役所が決めたらそれで決定。こんな社会がなぜ「民主主義」なのか? 2013年5月、東京都初の住民直接請求による住民投票が、小平市で行われた。結果は投票率が50%に達しなかったため不成立。半世紀も前に作られた道路計画を見直してほしいという住民の声が、行政に届かない。そこには、近代政治哲学の単純にして重大な欠陥がひそんでいた。日本中から熱い関心が集まった小平市都道328号線問題。「この問題に応えられなければ、自分がやっている学問は嘘だ」と住民運動に飛び込んだ哲学者が、実践と深い思索をとおして描き出す、新しい社会の構想。
来るべき民主主義 小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題
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紙の本来るべき民主主義 小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題
2016/01/30 03:33
テレビに出たい文化人志望
4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タヌ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中身が薄い本である。表面的に小平市道路建設で論述は津田大介、村上稔、湯浅誠、カールシュミット、アーレント、マルク・ブロック、ボダン、大竹弘二、ドゥルーズ、山崎亮、デリダ。注は自分がでてくる天声人語までの引用のやまであり、来たるべきはデリダ。こうまで誰かから借り物で本の造って自分を売るべきだろうか。NEWS23のテレビキャスターのコメントまで引用しているだけで論述にはなにも影響していないではないか。こうまでして売り出したいのだろう。