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なぜ仏像はハスの花の上に座っているのか 仏教と植物の切っても切れない66の関係
著者 稲垣栄洋
不浄である泥の中から茎を伸ばし、清浄な花を咲かせるハスは、仏教が理想とするあり方。極楽浄土に最もふさわしい花とされる。このように仏教ではさまざまな教義が植物に喩えて説かれ、寺や墓のまわりも仏教が尊ぶ植物で溢れている。球根が土砂崩れを防ぐ特性から墓地を守る花として重宝されたマンジュシャゲ、疫病を避ける物質を持つため鬼門に植えられるナンテン、神聖な花の象徴であり寿命が長いために墓に供えられるキク。人気植物学者が、仏教が理想とした植物の生きる知恵を楽しく解説。植物と仏教の新たな魅力がわかる一冊。
なぜ仏像はハスの花の上に座っているのか 仏教と植物の切っても切れない66の関係
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紙の本なぜ仏像はハスの花の上に座っているのか 仏像と植物の切っても切れない66の関係
2022/02/28 15:49
第4章が、心にたいへん響きました。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
植物に関して稲垣さんは多くの本を出していらっしゃいますので、ほかの本に書かれたことと重複する事柄も多々あります。
しかし私は、植物と宗教の関係には思いを馳せたことがありませんでした。
第4章に心が揺さぶられました。
稲垣さん個人のお考えかもしれませんが、決して的外れな話でもないと、私は思います。
また、日を置いて読み返そうと思います。
読んで良かったです。
電子書籍なぜ仏像はハスの花の上に座っているのか 仏教と植物の切っても切れない66の関係
2020/11/20 09:53
植物と仏教
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の植物学者の視点から仏教に出てくる植物について述べた本。蓮が泥の中から綺麗な花を咲かせることを悟りに結びつけた古代の人の感性が面白い