読書で離婚を考えた。
夫婦のかたちに正解はない。本の読み方にも正解はない。芥川賞作家の夫とホラー作家の妻の、ハラハラするやりとりを覗き見ながら、読みたい本に出会える類まれなる書!
夫婦でお互いに本を勧め合って、読書感想文を交換しあえば、いまよりもっと相互理解が進み、仲良くなるのでは――? そんな思いで始まった、芥川賞作家・円城塔とホラー作家・田辺青蛙の夫婦読書リレー。『羆嵐』『VOWやもん! 』『クジョー』『台所のおと』『黄昏流星群』などなど、妻から夫へ、夫から妻へと課題図書が指定されるたびに、なぜか雰囲気はどんどん険悪に。相手の意図をはかりかね、慣れない本に右往左往、レビューに四苦八苦。作家夫婦のコミュニケーションはなんだかちょっと変だけど、夫婦の格闘の軌跡を覗き見ながら、読みたい本も見つかる画期的な一冊。
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紙の本読書で離婚を考えた。
2017/12/31 11:36
複数で読書は難しい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろ爆笑。最初、青蛙さんで読み始めたが、読み終わる頃には円城さんよりで着地。人の読んでる本や読み方には興味があるけど、「これを読んで感想を書け」と言われるのはキツいなあ、しかも夫婦間で。ウチも読書量の多い夫婦だと思うが、うわあ、これやろうと思わんな。絶対喧嘩になりそう。なんだろな、読んだ本の中から共通点がでるのはいいんだろうけど。
紙の本読書で離婚を考えた。
2017/08/09 09:40
コンセプトの面白さが消化できていない感が
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まもり - この投稿者のレビュー一覧を見る
期待しちゃったのか、読んでみてまあまあだった。お互い文筆を生業としているので(田辺さんは兼業だが)文章はとても読みやすい。なんというか、本の好みってかなり個人的なものだと思うので、あからさまにその趣味が違うタイプの二人の間で好きな本を勧めあっても、心地よいような答えが返ってこないのは当たり前なのでは。(うちも夫とかなり好みが違う)全然タイプの違う二人だからこそ一緒に楽しく暮らしていけるのかな?というのはちょっと分かった。円城さんの理系振りがうちの夫と重なり時々引いた…
紙の本読書で離婚を考えた。
2017/09/10 19:38
食い合わせが悪すぎる
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:D - この投稿者のレビュー一覧を見る
夫婦で好みがぜんぜん噛み合わないのはそれはそれでいいとして、プロの書き手であっても、それぞれあまり興味や関心がない書籍の感想文がこんなに面白くないものだとは思いませんでした。著者それぞれの著作はそれぞれ好きなのですが、夫婦の掛け合いとしてもあまり成立してないように感じます。ウェブ連載を書籍化されたそうですが、たくさんあるうちのコンテンツの一つならまあ暇つぶしとしていいのかもしれませんが、扱われている本の中に読みたいと思うような本もありませんでした。ブックガイドにすらならないとは…残念のひとこと。
電子書籍読書で離婚を考えた。
2019/09/16 18:57
おもしろい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
夫婦で、本が好きなら真似してみたら面白いような気もしましたが、やはり怖いから、読んで楽しむだけにしておきます。