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家族戦争 うちよりひどい家はない!?
著者 西舘好子
元夫・井上ひさしとの、すさまじくも濃密な人生から、今伝えたいこと
失敗から、家族の本質が見えてくる!
家族とは? 夫婦って?
◎夫婦をまっとうすることは、大事業を成し遂げることに等しい。
◎家族が家族でいられるのは難しいこと、一時的なこと。本質は別れていくことにあります。
◎嫌なこともたくさんあったはずなのに、それよりも楽しかったこと面白かったことを思い出すようになります。
◎戦場を共にした戦友は、男女を超えた深い結びつきがあると言います。
私たち家族は井上さんと私を隊長にした戦友だったと思います。文字通り傷も負ったし血も流しました。
◎老いてからは、家族と過ごした時間を思い出すのが何よりの「宝もの」。
【もくじ】
序 私にとっての「家族戦争」
第一幕 異なる夫婦のどっちもどっち 家族の黎明期
第二幕 神よ! 悪魔よ! 原稿よ! 家族の盛期
第三幕 悩み苦しんだ親子の巣立ち 家族の衰退期
第四幕 切っても切れない深い結びつき 家族の晩期
家族戦争 うちよりひどい家はない!?
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評価内訳
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家族戦争 うちよりひどい家はない!?
2019/06/06 07:28
男女共学センターに!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る
男女共学センターに、この本もありました!著者は西館好子!何故か、いつも内館牧子さんとお名前だけ観て勘違いしてしまう私!今回も同じく!内館牧子さんがご家族のお話?面白そう??なんて、良く観ると井上ひさしさん似のイラストが有るのに誤解したままページを開きました。家族戦争!これは、壮絶ても有るけれど、井上ひさしさんの作品を産みだす為に必要不可欠な前向きな生産性のある戦いでもあったのだと良く思おうとすると言えるのだと思います。井上ひさしさんの作品は、こまつ座の舞台を幾つか拝見しています!ただ、書物は、手に取ってページをめくって、どうしても読み進められないまま今日に。舞台「箱根強羅ホテル」原作が掲載された雑誌は今も自宅で目にしても何故か読めたい。読めない個人的な理由がこの著者「家族戦争」にありました。作品の出来上がる過程に拒絶反応を起こしていたのです。観劇後に、原作、戯曲を読みたくなるー読む事はあるのに、どうしても、今まで、こまつ座の舞台前後にして来なかった遠因を今回知る事になりました。私にとって、読了後は、今後、こまつ座の舞台を観るに当たって、読まなければ良かったなとも思いました。きっと、こまつ座の舞台を観る前の気持ちは、今迄と違うでしょう。物事は捉え方次第で、作品の産まれる背景を知ったと思えば良いのですが、知って良かったと思える内容ではなかった、これは、あくまでも個人的な想い。作家、井上ひさしさんを守る為の隠蔽、家族だけに留まらない事が書いてあります。今、時効?だから書けることなのでしょうか?西館好子さんは、この本を自分の為に書いたのでしょうか?将来の井上ひさしの研究に役立たせる為に?壮絶な暴力を受けて離婚後も交流があった事も書いてありました。この交流は、井上ひさしさんから観て、作品を産みだす為??
西館好子さんの家族戦争を読み、井上ひさしさんを守る必要がなくなったから、今回は出版できたのか?後味の悪さも!タイトル通り、うちよりひどい家はない!?警察に届けるべき事を何故、病院も届けなかったのか?やはり、時効だから、書けた事なのでしょう!