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笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳 戦国時代
著者 房野史典
欲、プライド、裏切り、友情、愛、別れ……。戦国時代ほど、感動満載、人間関係ドロドロ、かつ超フクザツな時代はない。「昼ドラみたいな応仁の乱」「超嫌われ者だけどマジメでいいやつ石田光成」「家康をビビらせまくった真田昌幸の最期」など、軽やかな語り口で時代の流れがみるみる頭に入る。笑いあり涙あり、日本史愛が加速する戦国時代解説本。
笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳 戦国時代
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2021/10/04 08:05
面白くて分かりやすい
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代の歴史をなるべく分かりやすく、かつ面白く解説しようという芸人さんの心意気が感じられる本です。読み始めてすぐにあまりに初歩的な内容にがっかりしましたが、考えてみれば歴史嫌いな人にはこのぐらい基本から解説してくれたほうが嬉しいかもしれないと思い直しました。武将たちのやりとりは面白いおかしく誇張して創作した場面が多いのですが、歴史の流れ自体は大雑把でも間違ってはおらず、読み物としては結構面白いと思いました。それにとても読みやすい。後半の真田編は特に良かったです。真田三代の功績が詳しく書いてあって、かなりタメになりました。脚色してある部分が多く、ある意味ページの無駄と言えなくもないのですが、このぐらい噛み砕いた解説なら歴史好きの人を増やすという点ではかなり貢献できる良書なのではないでしょうか。