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放課後図書室
著者 麻沢奏
君への想いを素直に伝えられたら、どんなに救われるだろう――。真面目でおとなしい果歩は、高２になると、無表情で掴みどころのない早瀬と図書委員になる。実はふたりは同じ中学で“付き合って”いた関係。しかし、それは噂だけで、本当は言葉すら交わしたことのない間柄だったが、果歩は密かに早瀬に想いを寄せていて…。ふたりきりの放課後の図書室、そこは静けさの中、切ない恋心が溢れだす場所。恋することの喜びと苦しさに、感涙必至の物語。
放課後図書室
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2020/12/17 23:59
素晴らしい青春の恋愛！
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
青春のみずみずしさを描いた読みながら照れてしまうようなピュアな恋愛小説。女の子の反応がいちいち大袈裟で、エピソードの割にハラハラする展開が多いので、読んでてもドキドキします。後半はもうほとんどノロケ話。恋人になれば嫉妬にさいなまれるのも必然。そこからすれ違いになるお決まりのパターン。それでも結局仲直りするのが恋人たちってものでしょう。奇をてらうことのない正統派な恋愛物語ですが、飽きずに読むことが出来ました。
