渇愛の契り~絶対王と囚われの花嫁~
著者 涙鳴
貧困な自国を救うため、政略結婚させられた王女・カルデア。ところが、夫に奴隷のように扱われ、幽閉されてしまう。悲しみに暮れるカルデアだったが、強国の俺様な王・ガイアスが監獄から救い出してくれる。美しく心優しいカルデアにひと目ぼれしたガイアスは、「俺がお前を娶ろう」と求婚。彼から激しい寵愛を受けるも、カルデアは自分は王妃としてふさわしくないのでは?と不安に駆られる。それなのに、触れられるだけで体が熱くなるほどドキドキしてしまい・・・!?
渇愛の契り~絶対王と囚われの花嫁~
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評価内訳
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2018/01/13 08:35
()に苛々しましたが、お互いを思い合う温かい作品でした。
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投稿者:ブロンデール - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒーロー、ヒロインの心の声を表す()の部分がやたら多く、それが私には違和感があり多少イライラしてしまいました。
今までに読んだTLにはそういった表現をする作品がなかったので戸惑っただけかもしれませんが。
実はラブシーンを期待して購入したのですが、そのシーンはティーンエイジャー向けというぐらいオブラートに包んだもので残念でした。
けれどヒーローとヒロインがお互いを思い遣り、行動していく心情をたっぷりと書いてあります。
こんな夫婦関係を私も築いていきたいな、と読後は温かい気持ちになりました。
ひとつ贅沢を言わせていただくなら、せつないキュンキュンさせる場面(ネタ?)が多いのに、あまりそう感じられませんでした。
今後の作品に期待します。
2021/02/16 22:45
ドアマット系聖女ヒロインが好きならば
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
愚王となった父の命で冷酷非道な王の元へ嫁いだヒロイン。
暴力を振るわれたりして塔に幽閉されているところを、攻め込んできたヒーローに救われ、彼の国へ連れて行かれる。
一度嫁した身であることを恥じて最初は拒むものの、ヒーローに惹かれて受け入れて前向きになるまで。
いわゆるドアマット系の不遇ヒロインなのだけど、他は基本的に自己犠牲精神で流れに身を任せて全部受け入れてるのに、なぜかヒーローの求婚だけ悲劇のヒロイン面して拒んでたのがちょっと理解できなかった。
最初の夫も意味不明すぎてなんだったんだ?
ヒロインの祖国も、父親が愚王すぎて。
ヒーローのテコ入れでヒロイン弟が継ぐことになったけど、普通に上層部は腐ってるし、民は王族を恨んでるだろうということだし、ヒーローのテコ入れなければ譲位を迫ることもできなかった弟では先行きが暗そう。
全体的に行き当たりばったり感も強く、ヒロインの考え方も行動も好きになれず。