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おとぼけ兵庫と姫将軍
著者 聖 龍人
春の江戸に突如としてあらわれた、謎の娘と深編笠の侍――。怪しげなふたりに難癖をつけ、素性を探ろうとする御用聞きの千八であったが、ぬらりくらりと相手にされぬ。それどころか、その場のなりゆきで、事件の探索をともにすることになってしまった。南町奉行所同心・弓川心十郎をくわえ、奇妙な仲間となった四人であったが、この謎の男女こそ、町にくだった男装の女将軍・徳川家重と、幕府一の権力者である側用人・大岡兵庫であった。ひとりの娘として江戸の町を謳歌するあおいと、茫洋としながらも切れ者のお目付役・兵庫が、身分を隠して悪党を成敗する!『ぼんくら同心と徳川の姫』を引き継ぐ、痛快時代の新シリーズ!
おとぼけ兵庫と姫将軍 上さま最終決戦
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2024/12/14 11:17
完結編にしては結末が雑
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投稿者:ミケ - この投稿者のレビュー一覧を見る
実際にあった『宝暦事件』を取り入れ、面白い。「あおい」こと将軍家重が、城を出て江戸市中にいることで大勢に迷惑を掛けていることに気付くところや、失恋を乗り越える成長も良い。しかし、終盤の失速感は一体何だろう?兵庫は、京都島原の太夫に会いに行きどうした?兵庫は妻帯者だったかな?そもそも、将軍が1か月も城を明け、兵庫も留守で問題なかったのか?兵庫も家重も「ナレ死」みたいで気持ち悪い。省略し過ぎ。内縁の夫か男妾が女装しなければ、長男で10代将軍はないけど…う〜ん?

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