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センスメイキング
著者 クリスチャン・マスビアウ , 斎藤栄一郎
【内容紹介】
本書のテーマは「人」である。もっと具体的に言えば、文化に光を当てたものであり、我々の時代の揺り戻しを描いた書籍である。アルゴリズム全盛の今、我々の感性は麻痺しがちだ。
だが、目の前の課題を本気で読み解きたいのであれば、 昔からある時代遅れと思えるようなやり方に回帰すべきなのである。それは、あらゆる組織で、あらゆる日々のやり取りの中で甚だしく失われてしまったもの、つまりクリティカル・シンキング(批判的思考)である。だが、そのやり方自体は、決して革命的でも最先端でもないのだ。
【著者紹介】
[著者]クリスチャン・マスビアウ(Christian Madsbjerg)
ReDアソシエーツ創業者、同社ニューヨーク支社ディレクター。
ReDは人間科学を基盤とした戦略コンサルティング会社として、文化人類学、社会学、歴史学、哲学の専門家を揃えている。マスビアウはコペンハーゲンとロンドンで哲学、政治学を専攻。ロンドン大学で修士号取得。現在、ニューヨークシティ在住。
[翻訳者]
斎藤栄一郎(さいとう・えいいちろう)
翻訳家・ライター。山梨県生まれ。早稲田大学卒。
主な訳書に『1日1つ、なしとげる』、『イーロン・マスク 未来を創る男』、『SMARTCUTS』、『ビッグデータの正体 情報の産業革命が世界のすべてを変える』(以上講談社)、『小売再生 ―リアル店舗はメディアになる』、『TIME TALENT ENERGY』(以上プレジデント社)、『フランク・ロイド・ライト最新建築ガイド』、『テレンス・コンラン MY LIFE INDESIGN』(以上エクスナレッジ)などがある。
センスメイキング
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評価内訳
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センスメイキング 本当に重要なものを見極める力 文学、歴史、哲学、美術、心理学、人類学、…テクノロジー至上主義時代を生き抜く審美眼を磨け
2019/10/31 18:39
人間の領域
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ただの人間 - この投稿者のレビュー一覧を見る
データやその収集ではなく、それらをどのように活かす際に人文科学的な観点や手法が役立つのではないかということが論じられる。哲学者の著作なども引用しつつ、いわゆる名人芸やひらめきといった領域を言語化しようとしていた。機械に代替されない領域という視点からも読むことができる。

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