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2件
天才による凡人のための短歌教室
著者 木下龍也
「最高の一首をつくるのは僕ではない。
この本を開いたあなただ。
あなたという短歌の天才が
目の前に立ちはだかる日を、
僕に参りましたと言わせてくれる日を、
僕は待っている。」
木下龍也が創作のすべてを伝える短歌教室。開催すれば毎回満席となるこの講義が大幅な加筆と書き下ろしを加え一冊になりました。短歌をつくる技術はもちろん、アイデアの発想法、歌人としての生き方、短歌とお金などなど、、、短歌って何ですか? という方から楽しめる新たな「文章読本」の登場です。
【著者の紹介】
木下龍也(きのした・たつや)
1988年山口県生まれ。歌人。
歌集に『つむじ風、ここにあります』、『きみを嫌いな奴はクズだよ』(共に書肆侃々房)。小社刊行書籍に、岡野大嗣との共著『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』、谷川俊太郎と岡野大嗣との共著『今日は誰にも愛されたかった』がある。
天才による凡人のための短歌教室
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天才による凡人のための短歌教室
2021/01/14 23:31
並盛の力。
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雨宮司 - この投稿者のレビュー一覧を見る
短歌の初心者の為の入門書だ。あんまりテクニックについて云々と言わずに、動機ややる気の維持を中心に説いているところがいい。ただ、初心者ほどテクニックや詠み方のコツを知りたがるものです。ちょっとぐらいはそっちにページを割いても良かったんじゃないかな。勢いで書いている部分もあるが、語られていることは全て真実です。本を出したいという、初心者にとって究極の目標についても記されている。まあ、この手の本を読み慣れた人には不満が残るだろうが、初心者には身の丈に丁度合った入門書だと思う。
2023/06/03 22:15
短歌初心者へ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分はどちらかというと、俳句が好きで。短歌は、俳句にくらべて、言い過ぎの感があるし、古典的短歌は、恋の短歌が多すぎるし。という理由であまり好きではなかったのですが……。この本は、目からウロコでした。