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アメリカの奴隷制を生きる
著者 フレデリック・ダグラス 著 , 樋口 映美 監修
この小さな本によって、アメリカの奴隷制が脚光を浴び、
奴隷となっている何百万もの私の同胞が救出される
うれしい日が早く来ることを真剣に心より願い、
私の小さな努力が成功するように、真実と愛と正義の力を
固く信じつつ、この聖なる大義に新たに自分を捧げると
厳粛に誓って、ここに署名する。
フレデリック・ダグラス
マサチューセッツ州リンにて
一八四五年四月二八日
奴隷として生まれ、独学で読み書きを覚えた
過酷な半生を描く!
19 世紀前半の20 年間、「人間性」を破壊する
奴隷制に抗って生き、ついに逃亡に成功するまでの、
ダグラスが「人間として生きた」苦難の道のり。
本書は、ダグラスをはじめとする「奴隷」たちばかりか、
「奴隷」を所有する人々をも浮き彫りにして、「奴隷制」
の本質を描き出す貴重な記録でもある。
19 世紀半ばに書かれながら、今でもアメリカで
多くの人々に読み継がれるのは「人間として生きる」ことが、
洋の東西を問わず、現在でも切実な問題であり、
常に問われているからだろう。
アメリカの奴隷制を生きる
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アメリカの奴隷制を生きる フレデリック・ダグラス自伝
2019/05/19 09:39
元黒人奴隷の数奇な人生
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投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
南北戦争までアメリカが宗谷では奴隷制がありました。奴隷だった人物が、伝記を書くなど至難の業です。第一識字力がない人がほとんどです。しかし、中には少ないですが、自分の人生を語る人もいました。それも、波乱に満ちた人生を。ダグラスもその一人です。