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2件
生きづらいでしたか?
著者 細川貂々 著
苦労のメカニズムや意味を仲間と共に考える「当事者研究」を通し、「ネガティブ思考クィーン」の細川貂々が生きづらさと向き合うコツを探るコミックエッセイ。「べてるの家」向谷地生良さんも登場。
生きづらいでしたか?
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生きづらいでしたか? 私の苦労と付き合う当事者研究入門
2019/04/08 10:49
「ありのまま」でいられるヒントを教えてくれる本
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hontoユーザー - この投稿者のレビュー一覧を見る
「自分は社会になじめないのでは?」という居心地の悪さを抱えている人はかなり多いと思う。「ありのまま」の自分ではダメなのか?そもそも「ありのまま」って何だろう?と考えれば考えるほどかえって心はこわばっていく。
この本は、統合失調症とアルコール依存症の人達の自助のために始められた「べてるの家」などの取材をもとに書かれているが、
その中に出てくる言葉はあたたかく、日常生活の中で固く縮こまっていた私の心を不思議と「ふーっ」と楽にしてくれた。肩の力が抜けた。
「当事者研究」という言葉だけは知っていたが、初めて「そういうことなのか」と腑に落ちた。
そして、重い症状のある人々だけでなく、あらゆるところで自助の方法として活かせるものだと思った。
「『何者であるか』も要求されない」、そんな場所が身近にあれば幸せだし、自分の心の中にそれを作ればいいのかも。
「ありのまま」でいるための大きなヒントをもらえた、自分で自分をがんじがらめにしがちな私にはとてもありがたい本でした。
2020/07/21 20:29
よくわからなかった
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あやめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
当事者研究が、読んでもよくわからなかったです。
なんとなく面白くなったというか、内容に気持ちご入りかけたところで終わってしまった。
でも、こういうものなのかも。答えがないというか。
著者の方の考え方は、私も、近いものがあるし、親の感じ…不幸を強調せよみたいな…は、私も、そういう中で育ったので、よくわかる。
かので、理解できてはないけど、そのあたりはシンパシーをかんじた。
あと、最後の章が、わからないけど、心惹かれるものがあった。
でも、わたしの場合はボッチ研究を突き詰めるとよくなさそうな気がするので、やめておこうと思った。