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2件
レイチェル・ジーンは踊らない
著者 著者:Moonshine , イラスト:ボダックス
子爵家の次女レイチェルは、手芸と魔術にしか興味がない地味で引きこもりの残念令嬢。結婚なんて少しも望んでいなかったのに、デビュタントに心ゆくまで術式を施した魔改造ドレスを着ていったら、宮廷魔術士のゾイドに婚約を申し込まれてしまった。地位と権力と美貌を兼ね備え、これまで縁談は全て断っていた国内随一の魔術士様がなぜ私なんかに――!? 手芸&魔術オタクの引きこもり令嬢と美貌の宮廷魔術士の溺愛ラブファンタジー、加筆修正&書き下ろしを収録して待望の書籍化! ※電子版はショートストーリー『よくある失敗』付。
レイチェル・ジーンは踊らない: 2【特典SS付】
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2024/07/14 09:48
これで終わり??
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:op0209 - この投稿者のレビュー一覧を見る
魔力のないヒロインは、魔術の紋様とか呪文を刺繍にして楽しんでいる。デビュタントのドレスに魔的な刺繍を施して参加したところ、王子と側近たちに警戒される。刺繍を確認しにきた側近の魔術師は刺繍が気になってヒロインとダンスを2曲踊ってしまう。2曲踊るのは婚約宣言とみなされるので、外聞のために実際に婚約。交流の茶会で、魔術の話で意気投合して仲良くなる。
そんな中、敵国との関係が悪化して、ヒロインの特異性も分かって・・・。
解決してない問題が残るし、恋愛的にもこれからって感じだし、続くのかな。
2025/01/30 01:54
これで終わりではないみたい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
刺繍と魔術を愛する変わり者で引きこもりな子爵令嬢レイチェルは、デビュタントのドレスにこれでもかと自分で魔術紋を刺繍して臨んだ。
その魔術紋に興味を持った宮廷魔術師のゾイドに婚約を申し込まれる。
ゾイドの美貌に最初は緊張していたレイチェルも、魔術と結婚したと揶揄されるほど魔術好きなゾイドと話が合い互いに打ち解けていく。
しかし彼女の才能が発覚し、内乱の目に巻き込まれていく話。
双方に恋心なく、ただ魔術への興味で始まった婚約から、だんだん打ち解けて相手を知り、恋に変わっていく様子が丁寧で面白くて良かった。
ちょっとレイチェルが世間知らずというより無知無関心すぎる気もしたけど、あとがきを読んだら納得かも。
それぞれの変わらない個性を大事にして、ありのまま受け入れ合える関係性が理想なのか。
話がこれで完結していないのは残念。
あとタイトルの踊らないがだいぶ意味不明だったのも不可解。
若干逆ハーっぽいのが気になるけど、面白かったし、続きが気になるので続刊を待つ。