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アーティスティックスポーツ研究序説:フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論
著者 町田樹(著)
スポーツか、アートか――。
フィギュアスケート、新体操、アーティスティックスイミング、ダンススポーツなど、スポーツとアートの重複領域についての初の論考。〈アーティスティックスポーツ〉という身体運動文化を、経営・経済学、法学、社会学、芸術学などを横断して探究する。新進気鋭の若手研究者がスポーツ科学に新たな沃野を拓く画期的な著作。
本書は全六部構成となっており、その中でアーティスティックスポーツをめぐる「美学論(第I部)」、「著作権論(第II部)」、「作品批評論(第III部)」、「市場経済論(第IV部)」、「産業論(第V部)」、「アーカイブ論(第VI部)」が次々に展開される。これから先の時代、アーティスティックスポーツの文化はいかにあるべきか――スポーツとアートが汽水域のように交じり合う身体運動文化を永続的に存続させるための創造と享受のあり方について、学際的観点から徹底的に考察していく。スポーツ科学の学術界はもとより、アーティスティックスポーツに関わるすべての人々にとって必読の書となるだろう。
アーティスティックスポーツ研究序説:フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論
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アーティスティックスポーツ研究序説:フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論
2021/11/04 06:57
五輪五位
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界フィギュア二位のあの氷上の哲学者、町田樹さんの著書です。フィギュアスケートに限らず、新体操やアーティスティックスイミングの芸術性について、深く掘り下げられています。プロスケーターも引退してしまった著者の滑る姿が見られないのは残念ですが、こうして学問の世界で活躍されているのですね