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成長マインドセット
著者 吉田 行宏
「成長って何だっけ?」「なぜ、成長できないんだろう?」
そんな悩みを抱えている人も多いはず。
本当の意味での「成長」とは小手先のテクニカルなスキルを習得するだけでなく、本質や原理原則を理解することが必要である。
本書では50枚の図とわかりやすいケーススタディを用いて、成長の本質や原理原則をわかりやすく解説し、「成長とは何か」ということを読み進めながら体感することができる。
創業4年で株式公開、設立10年で売上高1,000憶円、5年間に500店舗を実現した著者が教える人材育成ストーリー。
「成長したい」という気持ちはあるがどこから始めたらいいかわからない人はもちろん、リーダーとして部下をどうマネジメントするか迷っている人、周りの人とのコミュニケーションがうまくいかずに困っている人などにもおすすめ。
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成長マインドセット 心のブレーキの外し方
2021/12/06 16:56
成長するとは何か、どう考えればよいかを問う
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
成長するとはどういうことか、どの様に取り組めば良いかの概説をしてくれる本。成長に関する考え方を要素に分解して説明してくれるので、分かりやすい。ただ、分かりやすいけども、どう実践していくのかが非常に大切。悩み過ぎたり、自分の大きな子どもに振り回されたり、様々なな阻害要因があって、どう成長したいか自体が見えなくなることも多々ある。忙しい生活の中で、多様な課題に囲まれた中で、どの様に実践・対応していけるかは、実践しながらトライ&エラーを繰り返すしかないのだろう。どう、自身をこうして俯瞰して振り返る時間を持つのか、そのこと自体も、行動指針・習慣として加えていくことが大切なのかもしれない。その意味で、定期的にこの本を読みなおして棚卸することも大事なのだろう。自身の「認知のゆがみ」を知り、「目標達成ノート」と合わせて読むことで、具体的に日常の習慣・行動に落とし込んでいけるのかもしれない。
以下、本書で学んだことがら。
1.成長することとは、自身のアイスバーグを大きくしていくこと
アイスバーグ(氷山):人生哲学→行動・習慣→スキル→成果と積みあがっていく
2.成長を阻害する2つのブレーキ
(1)悩みブレーキ
「悩む」ことはブレーキを踏むこと。悩まないための5つの方法を紹介
・悩みブレーキの存在を知る
・悩みブレーキを踏まない覚悟を持つ(三叉路理論:選択したら、ブレーキを踏まずに突っ走る。迷ったときはまた選択をする)
・当事者意識を100%持つ
・結果は選択できないが、行動は選択できる
・関心の輪と影響の輪(影響の輪の範囲の事しか自分にはどうにもできない)
(2)自分の中の大きな子どもブレーキ
自分の中の大きな子どもの特徴→自我なのかもしれない。
・自己中心的
・他者を理解しない
・好ましくないプライド、執着
・トラウマに影響され過ぎている
・正しい軸がない
3.成長を促進する2つのアクセル
(1)自分理念・自分軸アクセル
・自分のミッション(目指すこと)、ビジョン(実現したいこと)、バリュー(自分を支えてくれる言葉や考え方、人生哲学)を形成して、それに沿って行動を習慣化し、スキルを身に着けていく
(2)正しい動機アクセル
自分の目標を、自分と他者、目に見えるものと目に見えないものの4限で分析し、動機の傾向を把握する。その動機の傾向が、成長のエネルギーの源である。
(動機の傾向のパターン)
・物質的成長重視
・自己実現重視
・親分型
・社会貢献型
→この4つがバランスとれると「ステークホルダー共生型」となる