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死体は語る
著者 上野正彦 (著)
毎日数体の変死体を検死して34年。元東京都監察医務院長が、異常死の真相を法医学の立場から初めて明かす、ミステリアスな事件の数々。各紙誌で絶賛を受けた話題のベストセラー。
死体は語る
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2020/04/25 11:13
鶏が先か、卵が先か
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投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本も、今では電子書籍でしか読めないのかと思うと、感慨深くなる。
どうも、上野先生が先か、サスペンスドラマが先か?なんて記憶の謎に陥っているのだ。
普通に考えたら、自分が死んだ後になって解剖をされる、なんてのはぞわぞわする。考えても見てもらいたいが、たとえ遺体となっても、解剖台の上で人目に晒されるのは、恥ずかしい限りだ。
そんな考えにうんうん唸りかねないところに、テレビのサスペンス劇場で映像を視て、初めての時には複雑な心境になる。
なんてことを、考えませんか?本で読んだものを、映像で追体験するチャンスをもらった本です。ちょっと、ぞくっとしませんか?
サスペンスドラマは「虚構だからなぁ」と小説と同じに、作られた話としか見ていなかったのだが、そこに、上野先生の監修が入った辺りから、話が変わった。ご遺体の扱い方も、素人の目から見ても変わったなぁと思ったものだ。
そのうえで思うのだが、自分は解剖台の上には乗りたくないなあ。