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4件
創竜伝
著者 田中芳樹
舞台は二十世紀の日本。常人とは異なる強大な能力を持ちながら、平和に暮らしていた竜堂家の四兄弟――始、続、終、余に対し、日本を裏で支配する権力者が、その力を我が物にせんと魔手を伸ばしてきた。反骨心旺盛な竜堂兄弟は懸命に抵抗するが、敵の執拗な攻撃を受けて、ついに余が真の姿を顕す……。一世を風靡した伝奇シリーズ第一弾!
創竜伝15旅立つ日まで
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2019/10/28 19:47
人類の敵
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
らしく今回は戦車を乗っ取ったり横田基地を破壊したり、しかも横田基地では黒竜、白竜そろい踏み、後は青竜覚醒を待つだけかもw
いとも簡単そうに戦闘武器類を破壊するのを痛快と痛快と感じるのは、それが莫大な予算を使って(税金)購入されていることへの潜在的な不満の表れなのかもしれないと思いつつ、怪獣大戦争並みの豪快さに笑ってしまう
「もしもし亀よ」のメロディーで歴代中国の王朝や政権を歌って覚えてテストに生かしたり、ちょっとした芸として凄いと褒められたりしたのを思い出した、懐かしい思い出だ
2019/10/27 21:51
慌ただしい夏休み
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
フェアリーランドでは壮大な追いかけっこ、東京港連絡橋、ドーム球場と竜堂兄弟が正当防衛をするたびに何故だか大規模な災害が起きたような被害が
一巻の余に続き次男の続までもが竜に変身大暴れのなんと慌ただしい兄弟たちの夏休みだろう
権力者や強者のみならず現代社会(古いが)への痛烈な風刺と皮肉に満ちているが、フィクションだし娯楽だから面白いと笑い飛ばしながらも、たまになるほどと思わせるような部分があるからやめられない
2019/10/27 17:51
娯楽ファンタジー
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
2020年完結編が出るらしいと聞いて家のどこかにある筈だが探すのを止めて購入
1987年に初版が発行されたというからびっくり
文中ではソ連や東ドイツの文言が出てくるがソ連は1991年12月に崩壊したし、色々と現代社会とは違っていて正にファンタジーだ
昔読んだのは「カードキャプターさくら」繋がりでクランプ氏の絵が嬉しくて表紙だったのを覚えている、当時は分からなかった国家や権力に対する皮肉を今回初めて理解した
竜の血を引く四兄弟(始・続・終・余)の名前にまず驚き、その荒唐無稽な伝奇ファンタジーな出自に笑う
ここまで突き抜けたら思いっきり楽しむしかないといった娯楽ファンタジーだ