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ゴジラ S.P<シンギュラポイント>
著者 円城塔(著者)
TVアニメシリーズ『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』小説版! 2030年、千葉県逃尾市に一体の未確認飛行生物が飛来する。「ジェットジャガー」と呼ばれる銀色のロボットと交戦の末、突然死を遂げたその怪鳥は「ラドン」と名付けられた。その後、逃尾市周辺でラドンの死骸が相次いで発見されて――小説で描かれるもう一つの物語。
ゴジラ S.P<シンギュラポイント>
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ゴジラS.P
2022/10/09 02:18
答え合わせの快感
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投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白い。でも不思議な作品。これ単独で成り立ってはいないだろう、作中での「別の話」:アニメを見てないと全体像は分からないだろうから。外伝ではないし、種明かしというのとも少し違う。敢えていえば、アニメに入りきれなかった部分を断章形式で書いた、というところか。ああ、アーキタイプ構造の高次元に隠された部分みたいなものなのか。でもアニメの答え合わせ的な部分もあって、そうか、「ALAPU UPALA」のメッセージが、きちんと有川-神野スキームになってるんだなあ。当たり前と言えばそうなんだけど。ゴジラの原子ビームがCTCとはなあ。もっぺんアニメ見るか。