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紙の本なんのおと なつ
2010/08/31 14:47
音が“無限”にあるように、子どもの想像力も無限だなあ、としみじみと思わせられた一冊。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:迷子の子猫ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近の絵本の中でも、作と絵がこれほどマッチしているのはないんじゃあないかしら? と一目で気に入った。子どもに読み聞かせたら、案の定、何度も何度も「これよんで!」とくる。何が気に入ったのかな? と考えてみたら、本の紹介の一言「新たな五感の体験が脳の想像力を高めます」を見て納得した。
なんの音(擬音)なのかを考えさせられるだけの、単純なお話。そのなかに、考える力や、思い出す力を引き出してくれる絵本は、自然と読む力を養ってくれるのだろう。ムーくん、ふうりん、ふんすい、はなび、どの絵もやわらかくやさしい雰囲気が安心感を与えられるし、お話の内容も、4歳の子どももほとんど見たり聞いたり経験しているので、共感を得て楽しむことができる。
「んーとね、んーとね・・・まっていわないで! ふうりん!」と自信満々で答える子どものキラキラした瞳の可愛らしいことといったら・・・。なんの音なのかを、当ててくれるたびに、愛しくて抱きしめてしまう。親子のスキンシップを増やしてくれる絵本に感謝♪
なお、同じコンビの作品【きせつのえほん】では、『なんのいろ』(はる・なつ・あき・ふゆ)が既刊。『なんのかたち』と『なんのおと』((はる・なつ)は既刊で、あき(9月刊行予定)・ふゆ(10月刊行予定))。いずれも、日本の四季を感じさせ、想像力豊かにさせてもらえる絵本である。
紙の本なんのおと なつ
2017/05/07 11:34
音に関心を寄せる。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
風鈴の音、噴水の水音、セミの鳴き声、花火の音などなど、夏の音を取り上げ「なにの音?」と音に関心を持たせる絵本。
ユリの花の咲く音はかなり感性が高くないと聞こえないですね。でも、こう言うの大切にしたいと感じました。