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9件
魔王と勇者の戦いの裏で
いずれ魔王と勇者の戦いが世界の命運を決める。そんなRPGゲームの世界へ転生したことを思い出した貴族の子息ヴェルナーは、本来名前も出ずに死を迎えるモブ。理由は魔王軍による王都襲撃だろう。そう判断したヴェルナーは悲劇を回避するため、前世の知識と知恵を総動員して生き残る術を模索する。
ゲームの知識で己を鍛え、勇者マゼルと親友になり……迎えたゲーム開始イベント『魔物暴走(スタンピード)』。勇者(しんゆう)のいない戦場で、誰も気付かなかった魔物の狙いを阻止し獅子奮迅の活躍を見せたヴェルナーは、ゲームの歴史をも変えることに――!?
伝説の裏側で奮闘するモブキャラの本格戦記ファンタジー、此処に開幕。
魔王と勇者の戦いの裏で 6 ~ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番(内政と防衛戦)が俺のお仕事です~
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魔王と勇者の戦いの裏で 6 ~ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番(内政と防衛戦)が俺のお仕事です~
2025/03/30 02:46
情報量多くて楽しいねぇ!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
王都に帰還したヴェルナーは王太子殿下に秘密任務を与えられつつ、表向きは宰相補佐官侍従として代官から格下げされた形で貴族達の目を欺くことに。
王国内の不穏の目をあぶり出すために使われた結果、勇者マゼルへの冤罪を払拭するために決闘裁判に出たり、リリーの気持ちを前向きに受け止めて決断したりする六巻目。
よくわからないけど、隣国と結んで王家に敵対する貴族家と、王家を内部から切り崩して革命だか簒奪だかしようとしている貴族がいるってことだよね。
魔王や魔軍と戦いながら内乱もとか王国上層部は大変そうだわね。
これ読んでると貴族として生きるには私は察しが悪くて無理そうだわってなるわ~。
ところで気になってweb版も最新話まで読んできてしまったけど、一年更新止まってるのは大丈夫なんでしょうか。
書籍化作業で忙しいだけだと思いたい。
魔王と勇者の戦いの裏で 5 ~ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番(内政と防衛戦)が俺のお仕事です~
2025/03/30 02:44
主人公頭良くて助かる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
王命でアンハイムに赴任し、魔将対策をすることになったヴェルナー。
魔将以外の敵性存在に足をすくわれないように賊討伐をしたり、魔将戦を有利に進めるための戦略を練って砦を建設したり、魔将を翻弄しながらなんとか作戦を成し遂げ、王国騎士団の増援まで持ちこたえて王都に帰還するまでの五巻目。
戦記モノで奇策で翻弄する作品読むと頭良い~!って手を叩いて喜んでしまう。
しかしウーヴェ爺さんの話が気になるね。
ゲームはなんだったのか。魔王ってなんなのか。
王都に帰還することだし、リリーとの接点もまた増えるだろうことを考えると、ヴェルナーのヒロインはリリーになりそうだよね。
三通の手紙のエピソードの辺りが今回は笑えて良かった。
ところで、たびたび「後世では~」っていう文脈があるから、最終的に普通に魔王は討伐できて、王国は無事に存続して、ヴェルナーは生存していることが確認できるので、そういう点ではなかなか安心して読める。助かる。
魔王と勇者の戦いの裏で 4 ~ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番(内政と防衛戦)が俺のお仕事です~
2025/03/30 02:41
いやホント作者の蘊蓄が面白いんだわ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
王都に帰還したヴェルナーは父や各所に確認や報告のため奔走する。
預かることになったマゼルの家族を狙ってくる連中や、まだ王都に残っていた魔族に対処するが、ヴェルナーを妬んだ貴族家や王家の思惑のために南方に代官として左遷させられることが決まる四巻目。
作者の中世知識語りが読んでてタメになるわ~。
ジュディスも最初は魔族と入れ替わっているのかと思ったけど、アンスヘルムとの話を見る限りただの野心家なのかな?
有事の際に足を引っ張るだけじゃなくて、火事場泥棒的に動こうとする厄介者タイプの連中っぽい?
ヴェルナーが気付きかけた世界に関する疑問は今後どう影響してくるんだろう。
あとこれまで入手した魔族のコアって結局調査してるのかな。破壊したのかな。
ゲームで出てこなかった部分や、ゲームと変わってしまった部分がどうなるのかも気になるわ。