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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 完結
著者 著者:岡田 麿里
高校生の今はばらばらの幼なじみたちは、とつぜん帰ってきた少女“めんま”の願いを叶えるために再び集まることに……。大反響アニメを、脚本の岡田麿里みずから小説化。小説オリジナル・エピソードも含む上巻。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(上)
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紙の本あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 上
2019/10/30 17:14
感動
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投稿者:みるるん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの花はアニメを見ていてとても好きだったので、小説も読みたいなと思って読んでみました。めんまやじんたんや他のみんなの気持ちがすごくすごくわかってとても感動しました。あの花がもっと好きになりました。
紙の本あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 下
2018/10/29 15:09
後悔
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリアスな作品における主題で特に良いものになりやすいものがある。一つは「選択」だ。たとえば『Steins;Gate』や『進撃の巨人』などが挙げられる。そしてもう一つが「後悔」である。人間はこれらのテーマに接したとき、その物語に没頭し、真剣に向き合うことになろう。『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』が名作アニメになったのも、後悔という主題を丁寧に描き、視聴者の琴線に触れたからだろう。
トラウマになったあの日の出来事を再現する。そのときの各人の心情はそれぞれだろうが、この場面はよく描かれている。特にぽっぽについて、その想いはよく伝わった。またかくれんぼのシーンは名シーンだろう。めんまの存在を気付かせるシーンが感動的であったアニメと変更になっていたのが残念だったが、この両者はよくできている。花火のシーンをアニメと違ってめんまが成仏してからにしたのはどうしてなのだろうか。アニメのあの演出は良かったからアニメとしてはあれが良かったのだろう。小説としては余韻の残るこちらの方が適切だと判断したのだろうか。
2015/09/30 23:18
小説ならではの表現
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投稿者:crown - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメでハマり、小説オリジナル・エピソードもあるということで購入しました。
アニメで見た世界を再現しつつも、小説独特の世界観が展開されていました。アニメを見てからだったので、ある程度イメージが固まっていたのですが、小説から入った方にはまた違った見方が出来るかもしれません。「文字で表現すると、こんな感じになるのか」といった感想です。
オリジナル・エピソードのおかげで、登場人物の内面をより深く掘り下げることができたと思います。読めてよかったです。
紙の本あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 上
2018/10/27 22:39
何事も原作
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんな作品も一番優れているのは原作だと思う。本書もやはりアニメが原作であり、ストーリーはアニメ向きなのだ。逆にアニメ化されたりしたものを見るとがっかりすることが多いのも、やはりこの法則から基本的には逃れられないからだろう。
アニメ『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』は名作中の名作である。アニメは1話の尺が決まっていて、そして1クール12~13話か2クール24~26話という枠も決まっている。そして文字が使えない。しかしBGMといった音楽や声優による演技、映像による動きなどを使えるという特徴がある。そしてアニメは基本的に毎話OPとEDがあり、そのタイミングや使い方を工夫できる。本作は特にEDが涙を誘う。そういった部分も本ではなかなか表現できないのではないかと感じる。