サイト内検索

詳細
検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、年齢認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

  • みんなの評価 5つ星のうち 2 1件

なぜ取り調べにはカツ丼が出るのか?

著者 中町綾子(日本大学芸術学部教授)

取調室のカツ丼、いじめっ子の親はPTA。誰もが知るテレビドラマの「ベタな表現」は、どのように生まれ、視聴者の記憶に定着したのか? 社会背景や制作事情、演出面から考察する労作。

なぜ取り調べにはカツ丼が出るのか?

税込 814 7pt

なぜ取り調べにはカツ丼が出るのか?

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 7.6MB
Android EPUB 7.6MB
Win EPUB 7.6MB
Mac EPUB 7.6MB

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価2.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

なぜ取り調べにはカツ丼が出るのか? テレビドラマと日本人の記憶

2011/04/29 14:30

著者の日本語は平易至極。瞠目すべきほどの内容ではないが、楽しく読めた

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る


 著者はテレビドラマ表現の分析を専門とする日大芸術学部教授。
 日本の刑事ドラマでは取り調べ中に被疑者にカツ丼が供されるシーンが頻繁に描かれた時代があるが、それはなぜなのか、という素朴な疑問から出発して、日本のテレビドラマの数々の定型表現方法の背後にある日本人の心象風景を浮かび上がらせようという一冊です。

 著者によればそのカツ丼の起源は1955年公開の日本映画『警察日記』からだとか。まだ経済的に豊かではなかった時代に高カロリー食カツ丼が被疑者の弱った心を揺り動かす最高の贅沢品だったわけで、それは取り調べ相手に対する刑事の温情を明確に表現する小道具として重宝されたということのようです。

 やがて時代は変わり、いまや取調室のカツ丼はギャグにしか聞こえず、日本のテレビはこのカツ丼が象徴する“情感”ではなく、論理や証拠分析といった“理屈”によって犯人を追及する時代になってきたと著者は言います。

 このようにテレビの定型表現方法を一つ一つ取り上げながら、著者はその表現法の背後にある脚本家や演出家たちが読みとった時代精神のようなものを解き明かしていこうとします。
 初出勤時に遅刻する熱血教師=不器用で一つのことに熱中すると他に気が回らなくなり、学校という体制の枠には収まりきらない爆発的エネルギーを持つ人物。
 いじめっ子の親はPTA会長=親の権力を笠に着る生徒がやがてその親から精神的に成長するプロセスを描く上で格好の設定。
 学園成長物語は仲間集めから始まる=桃太郎が猿・キジ・犬を集めて鬼退治に出る過程と同一で、個性の違う登場人物がリーダーのもと結集して一つの大きな目標を達成することを描く。

 書かれていることもいちいちごもっとも。膨大な数の日本のテレビドラマを実際に視聴しているだけに説得力があります。
 ただし読みやすさと裏腹に少し深みが足りない印象があります。確かに言われてみるとそうだよね、という思いは持ちましたが、なんとそうだったのか、という目をみはるほどのことが書かれているわけではなかったというのが率直な感想です。

 また、日本のテレビが定型表現に流れて、視聴者を驚かせなくなってきているということも言えるでしょう。そのことへの切り込みが著者には足りないように思います。そこを明らかにすることが、今後の日本のテレビ表現をさらに一段上の高みに押し上げることにつながるのではないでしょうか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

実施中のおすすめキャンペーン

本の通販連携サービス

このページの先頭へ

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。