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陰からマモル!
陰守マモルは16歳。ルックスダメ! 勉強ダメ! 運動ダメ! のダメダメ三銃士の高校生。グルグル眼鏡とぼさぼさ頭がトレードマークだ。しかし、その正体は、人知れずお隣の紺若家を守る忍者一家の長男なのだ。幼なじみで紺若家の長女・ゆうなが危機にさらされると、ビシッと忍装束で、守っちゃう! 紺若家が危機にさらされると、陰守家も一家総出で守っちゃう! しかも、密かに守っちゃう! それが陰守家に400年も伝わる掟なのだから。
陰からマモル!
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2009/04/25 20:59
もっと続けてくれ!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もりそば - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ最終巻。ということでメインヒロインでありながら、どうも影が薄かったユーナが大活躍します。
つっても11巻までのユーナとは別の世界のユーナなんですけど。
色々事情があって、椿やホタルなどの他のヒロインがマモルのことを忘れてしまいます。でも当のマモルは「まあ、ユーナが無事ならいいか」てな感じで受け入れてしまう……それでいいのか! お前! あんだけ皆にアプローチかけられてたのに結局ユーナなのか! と相変わらず性欲皆無のマモルにやきもきします。
でも最終巻らしくマモルの「ユーナを守る」という掟に正面から向き合ったのは見事。
掟がなくなって、忍者の力を失って、当のユーナにストーカー扱いされても、彼女を守ろうとするマモルに胸が熱くなります。
結末は……意見が分かれるところでしょうね。作者が「こんな感じのが好きだ」とあとがきで書いているので、仕方ないかなとは思いますけど。
個人的には「守るユーナと結ばれてはならない」という掟を打ち破るような熱い展開を見せてほしかったです。
2007/07/26 23:23
パワフルでエネルギッシュな沢菓愛里物語
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
全編・沢菓愛里編
いままでじっくり育ててきたと言える愛里をメインとしたストーリー
結婚話やゆうな・マモルとの出会い編、果てにはマモルの正体が愛里にバレてしまい・・・
いままでバレバレながら引っ張ってきた愛里の気持ちが前面に出て面白かったです
シリーズ的にも纏めに入ったと言うか、決着をつけはじめた感じ
後は本命のゆうなだけですね
2007/12/03 15:51
気軽で楽しいショートラブコメ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラスト一歩手前
マモルを取り巻く女性陣のそれぞれのショートストーリー
女性たちの気持ちの再確認ですね
ラブコメっぽくて馬鹿馬鹿しく手軽で気楽で面白い
2007/03/01 21:23
山芽VSホタル
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は山芽の幼馴染の忍者娘達がメインに進みます
マモルを争い山芽とホタルの間でエスカレートしていく展開が面白いです
山芽側から幼馴染が出てくればホタル側から新キャラ・タマムシばあちゃんが出てきたりして大騒動
嫁取り合戦の大一番です
2006/08/27 20:28
タヌキとパンダ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
狸の話と温泉の話の二本立て
一本一本が長めで、いつもより一展開多い感じです
短くてキリのいい方が良いような気もしますが、女の子総出演で進めるとこの長さになるのでしょうか
ストーリーはいつものドタバタですが、最近はラブコメ度が上がってる様子
特に山芽とホタルのバトルが必ずと言っていいほど入り、ストーリーを圧迫し本筋から外れてしまっています
山芽とホタルのやりとりも面白くないわけではないのですが、素直に読み進めにくくなっているのが残念
紙の本陰からマモル! 1
2003/09/18 14:43
お隣を、守りつづけて400年
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:彬兄 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで電撃一筋だった阿知さんがいきなりMF文庫Jから本を出して驚いたという人も多いのではないでしょうか? かくいう自分もMF文庫Jの新刊情報で最初見たときはちょっとびっくりしました。
忍者ものということで、電撃でシリーズ刊行中の忍2ニンジャとどう違うのかとみて見たら、忍2ニンジャはヒロインがくのいちでしたが、陰からマモルは主人公がニンジャでした。
主人公は実にしょーもない経緯で出来た掟に従って先祖代々おとなりを守りつづける忍者一家の長男マモル。普段はだめだめだめ男のふりをしているけど、いざヒロインに危機が迫れば人知れず忍者装束になってこっそりきっちりボディガード。きめ台詞の「お隣を、守りつづけて400年!」「陰に名前はない」は、かっこよさ20%、間抜けさ80%、インパクト抜群です。
表紙絵を見ると、ヒロインが萌え系美少女なラブコメなのかと思われそうですが、意外や意外、コメディはいつもの阿智太郎節ばりばり全開ですが、ラブコメ部分はあまり顔を出してきません。ヒロインのおぽんち加減が歴代阿智キャラの中でもトップクラスなせいでしょうか。扉絵のヒロインイラストにあるのーてんきスマイルがいろいろ物語ってくれます。
まあ、結論を出せば「やっぱりいつもの阿智太郎作品だった」で締めくくってまったく問題ないです。いつも通り、かるーく読めて、さくっと楽しめるスーパーライト級エンターテイメントとなってます。
2008/03/25 19:28
ギャグもシリアスもなく
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
完結編だが盛り上がりがなく、大分ざっくりしていた
人数が多いせいか、一人一人の出番が少なく話に勢いがない
ギャグにもシリアスにもなれず中途半端な印象
どうせなら上下巻に分けるくらいの分量で、全員にきちんと出番を与えて欲しかった
2006/03/29 18:43
一定のクォリティーだが変化も欲しいかな
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらずのドタバタ劇で、安心できるクォリティーです
今回は雲隠ホタルにスポットが当たっていますが、進展があるはずもなくいつも道理のオチがつく形
たまにはもっと違った感じの話もあるといいんですけどね