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崖っぷち弱小大学物語

「定員割れ」を恐れ学生確保に躍起となる経営陣、専門学校に「進学」する学生、引きこもり学生の家庭訪問をする教師…。全体の3分の2以上を占める「E・Fランク校」に焦点を当て、教員・理事会・事務方・学長の実像を浮き彫りにする。日本をこれから動かしていくのはAランクやBランクの大学を出たリーダーだけではない。半ば無視されてきた「普通」のマジョリティこそが、否応なく次代を担っていくのだ。これは現役教員が贈る愛のメッセージである。

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紙の本崖っぷち弱小大学物語

2005/10/16 21:46

真面目な研究者が真面目に大学教育を考えた本

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ニホンザルの生態研究で有名な著者が、研究専門の大学教育者の後に小さい大学の学部長を引受けてぶつかった「最近の大学生」教育。著者の経験の範囲から語られている、少し当たり前すぎるぐらいの現状認識、結論とも思えるのだが、すぱっと書かれていてとても気持ちがよい。認めるべきは認めるという科学者の態度なのか、あるいは単に著者自身の性格なのだろうか、とても真面目で真摯な学者が教育を考えた本、という好感度高い読後感をもらった。
 学生の大半は「就職するよりも楽だし、親も喜ぶから」と入学してくる。彼らに「「よかった」と自信を持たせる工夫がさまざまに凝らされなければならない。でも、もう少し学生側の反応がほしい。これが本音だ。」これは真面目に教育に取り組んでいる者皆が感じていることだと思う。
 「上手に教えることはもちろん大事だが、自分の取り組んでいる学問に対する熱を伝えることこそ大学教育の本命だと私は思っている。」
「上に立つ者ほど下の声を聞こうと努めることが大切なのだが、上に立つ者が一方的にしゃべりまくって、「はい、質問は?」と言ってみたところで、下から声があがる見込みはきわめて少ない。すれ違いに、いや、すれ違っていることさえわかってもらえていないことに下はもはやうんざりしているのだ。」
「教育とは学生の気持ちを確かめながら、しかしそれに流されることなく、きめ細かく、丹念に、愚直に、誠実に進めるものではなかろうか。」とまとめられているのだが、そのとおり、経営者と学生との間で著者は少し馬鹿正直なぐらいまじめに教育にぶつかっているのだろうと感じさせる。
「学長の資質」として書かれている、「部下を信頼すること」などは普通に会社での、家庭での、一般的人間関係についてと変わらないことと思える。そういうことが社会全体に薄れている、ということなのだろうか。
 第二章で現代の学生を分析する中、「家ではなにも責任を感じる機会さえない」「進学先も成績で決まる」と「なにもしないでいい」育ち方を指摘しているが、さらに続く章では教員、経営者、学長それそれについて責任をとる自覚、権利には必ず責任がついてくる、という意識が管理者の側にも薄いということも指摘している。「責任」が大学のみならず、現在の社会での忘れられたキーワードかもしれない。
 大学の現状を心配する関係者、父兄のみでなく、社会人として現代を生きる人が読んで欲しい本である。

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紙の本崖っぷち弱小大学物語

2012/01/29 23:42

こたえはでない悪戦苦闘

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

理想の教育を実現したいが大学の経営をかんがえるとそれができない. 矛盾にみちた弱小大学の現状をえがいている. 一度に何 100 人の学生におしえなければならず,そのレベルはそろっていない. どこに焦点をあわせて講義すればよいのかわからない. やる気のない学生にどうすればやる気をださせることができるか… 弱小大学の教員になろうとするひと,そしてもしかしたら経営者にとってもいろいろなヒントがあるだろうが,しかし,こたえは自分でみつけなければならない.

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