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  5. ジャガイモの世界史 歴史を動かした「貧者のパン」
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ジャガイモの世界史 歴史を動かした「貧者のパン」

南米生まれのジャガイモは、インカ帝国滅亡のころ、スペインに渡った。その後、フランスやドイツの啓蒙君主たちも普及につとめ、わずか五百年の間に全世界に広がった。赤道直下から北極圏まで、これほど各地で栽培されている食物もない。痩せた土地でも育ち、栄養価の高いジャガイモは「貧者のパン」として歴史の転機で大きな役割を演じた。アイルランドの大飢饉、北海道開拓、ソ連崩壊まで、ジャガイモと人々をめぐるドラマ。

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評価内訳

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人々を救ってきた「貧者のパン」

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mikimaru - この投稿者のレビュー一覧を見る

凶作、飢饉、あるいは恐慌や戦争などの非常時に、人々をしばしば飢えから救う役割を果たしてきたジャガイモに焦点をあてる。

前半では中東欧を含めたヨーロッパでの歴史や、発祥の地である南米(合わせてアンデス文明をほろぼしたスペインの話題)などが多めに描かれ、後半では日本での事情やさまざまな逸話が多めとなっているが、最初からぐいぐいと読ませる展開だ。

第一章の冒頭では栃木県の足尾銅山で発生した広範囲な公害と北海道の開拓民(常呂郡佐呂間町には字栃木がある)の関係、そして後半の章では政府公許の女性医師第一号である荻野吟子もまた、後年は開拓に関係していたことなどがつづられる。

いまでこそジャガイモ料理が当たり前のようになっているヨーロッパの国々(イギリス、ドイツ、ロシアほか、ほとんどの地域)において、ジャガイモが歩んだ道のりはけして平坦なものではなかった。

形状や見た目の悪さ、迷信などにより、人々はジャガイモを口にしなかった。やせ細った土地でも安定して育つ植物として各国の政府側はジャガイモを奨励したが、たび重なる命令や説得で、ようやく栽培がなされるようになったと聞く。それ以外に食べ物の選択肢がないという状況(戦争や作物の不作、経済的な問題も含め)が、人々の背中を強く押したことも事実だろう。

P.84に記載されたフランスの「奇策」が事実であるならば(昼間は厳重に警護し、夜は好奇心にかられた野次馬たちに盗ませて食べさせ、クチコミをひろげさせた)とても興味深い。

それが序章によれば、1991年のロシアのクーデター未遂とその年のジャガイモ豊作に関連があるとする説があるまでに、人々に愛される食べものとなったのだ。

痩せた土地でも手間がかからず育てられる植物だが、その半面、一度でも病気が出たら広まりやすい。この本では日本での品種や種芋の管理と流通についても記載され(P.160前後)ており、じゃがいも情報のハンドブックとしてもじゅうぶん役立つものと思う。

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じゃがいもの偉大さ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

じゃがいもの偉大さを様々な角度 エピソードから描き出している。読み物として大変に面白く読みやすい。印象に残った話は、アイルランドのジャガイモ飢饉 である。大英帝国の悪辣さを改めて感じた。と同時に 一つの作物 一つの産業に、傾斜しすぎることの危険性を痛感した。

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