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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.7 49件

守り人シリーズ電子版

著者 作:上橋菜穂子 , 絵:二木真希子

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舞台となるのは、異界と人の世界が交錯する世界 ── 。

腕ききの女用心棒・バルサはある日、川におちた新ヨゴ皇国の第二皇子・チャグムを助ける。チャグムは、その身に得体の知れない”おそろしいモノ”を宿したため、「威信に傷がつく」ことをおそれる父、帝によって暗殺されそうになっていたのだ。
チャグムの母・二ノ妃から、チャグムを守るよう依頼を受けたバルサは、幼ななじみの薬草師・タンダの元へ身を寄せる。そして、バルサとチャグムは、タンダとその師である呪術師のトロガイから驚くべきことを告げられるのだった ── チャグムに宿ったのは、異界の水の精霊の「卵」であること、孵化まで守らないと大干ばつがおこること、そして、異界の魔物がその「卵」をねらってやってくること ── 。

帝のはなつ追っ手、さらに人の世の力をこえた危険から、バルサはチャグムを守り抜けるのか? バルサとチャグムの出会いから始まる、「守り人」シリーズの第1作。

【番外編】 守り人短編集 流れ行く者

税込 990 9pt

【番外編】 守り人短編集 流れ行く者

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みんなのレビュー49件

みんなの評価4.7

評価内訳

もう一つの現実を作る想像力

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投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る

守り人シリーズは文化の描写が巧みだ。衣食住に、その土地独自の生活・言語・慣用表現を反映させるのはもとより、この蒼路の旅人からはヨゴ語の訛りまで登場している。新ヨゴ訛りは元の言葉よりおっとりしているのかな、など、想像を膨らませるのが楽しかった。
今作では、異界の気配が控えめ。今後の動きに向けた布石を打ちつつ、綺麗な負け方を模索するチャグムの葛藤に焦点が当てられている。前巻もビターな結末だっただけにそろそろ息が詰まりそうだが、大海原に放たれた一粒種がどう伸びるか、期待しながら物語を追いたい。
そういう意味では、シリーズの区切り方が下手な気がする。個人の感想の域を出ない話で申し訳ないが、綺麗な負け方を探る展開も嫌いではないものの、その手の負の展開は大きな章の中の一篇でこそ活きるものだと考えている。次回から天と地の守り人の幕が上がる。なら、そこに蒼路の旅人を加える方が綺麗だと思う。タイトルにしても天と地と海がかかわることになるだろうから、わざわざタイトルを分ける必要性を感じない。
前巻、神の守り人のレビューでも言及したことだが、一つの物語に綺麗にまとめていて、完成度の高さに没入できたシリーズだからこそ、守り人シリーズを楽しんで読めてきたところが自分にはある。だからこそそれぞれの巻でタイトルが異なっていても気にならなかったのだが、そのスタンスが今になって微妙な違和感を私の中にもたらしてきた。実際、この本の展開から結末も、次に繋げて化ける類のものだ。それを一つのタイトルとして独立させる意味がどれだけあるのか、これまでの守り人シリーズのあり様からは離れた……悪く言えばズレた感じを受けた。
前向きに解釈すれば大きく舵を切ったとも言える。精霊たちの隣人という牧歌的で小さなエリアでの幼年期を終えて、物語は大国と争乱へと否応なしに拡大していく気配が漂う。チャグムが登場人物たちをして「成長した」と評したように、ここから物語が飛躍するという啓示をもたらすことが、蒼路の旅人の役割かも知れない。

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怒りと命

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投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る

怒りには正否がある。衝動的な怒りに己を任せてしまうと、無差別的に牙を剥く怪物と化し、対して、向けるべき矛先を知る怒りは、また諍いの種になりかねない扱いの難しいものだが、正しく振るえば人を救い得る糸口にもなるだろう。
命には血が通っている。誰しも同じ血が通っていて、各々のバックボーンさえなければ、普通に触れ合えるのかもしれない。しかし、我々は出自から離れることはできても、逃れることはできない。だからこそ、相互に抱えた実情へメスを入れ、また己の古傷を開くかのような痛々しいコミュニケーションを交わし、かつそのような痛みを顧みない信頼を寄せた吐露を汲むことが肝要だ。もしそれを忘れて、人を、自分自身を、盤上の駒のように動かそうものなら、恐ろしい食い違いが生まれてしまう。
前者はアスラとバルサの対比、後者はシハナ一派、あるいは肩書と出自のロールプレイに縛られた人々と、それ以外の人々との対比となって、強烈なメッセージとなって迫って来る。神の守り人は、作者が人間感情へ向けた眼差し、そのつぶさな観察によって紡がれた物語だった。

一方で、異界と現世の関係が、やはりこれまでの守り人シリーズと比べると異様だ。
これまでの物語は、異界と現世の狭間にある生態系が、登場人物を巻き込んだ大事件に発展するという筋書きで進んでいたのだが、この神の守り人では、異界の存在が「喉から手が出るほど欲しくなるスゴい魔法」くらいの陳腐さで、はっきり言って格が下がってしまっている。人間の意思とは無関係に「そういう営み」を送る異界の存在とは違う、人間のみにとっての禁忌の力の側面が押し出されており、シリーズで積み重ねてきた魅力が半減しているのが心残りだった。
一応、ほろ苦い結末の中に、今後の布石らしき匂いが漂っている分、最終的な評価を下すにはまだ判断材料が足りないというのが実情なのだが、やはりタイトルごとに綺麗にまとまっていたシリーズだけに、落胆の色がどうしても濃くなってしまう。

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異界の気配が色濃くなっていく

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投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る

これまで読んできた守り人シリーズは、現世と異界が関わり合いながら、どこか人知では越えられない壁が常にそびえている感覚があった。超自然への畏怖と言うべきか、人の意のままに利用しようなどとは考えることすら畏れ多く、そもそも人の価値観で測れるような法則ではない。そんな超越的存在と人の間に一線を引いたような雰囲気があったのだが、この巻でその壁が大幅に低くなったな、という漠然とした感想を抱いている。
これまで現世、人の営みに対して間接的な影響しか与えてこなかった異界の存在が、ここにきていきなり明確な殺意を抱いて人を害している。一体なんだ、これは。色味の変わった物語に戸惑う一方、表面上の展開から離れて暗躍する勢力を匂わせてきて、しっかり心は掴まれていた。
下巻で、私が感じていたこれまで通りの世界観に戻るかどうか、見ものだ。

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