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3件
黄金のつがい
著者 著者:雨宮 四季 , イラスト:逆月 酒乱
この世界の人間は、三つの血筋(ブラッドタイプ)に分かれている――最下層の「孕む血筋(タイプ・コンセプション)」であるワスレナは、神と信じるディンゴに見捨てられた矢先、憎き「支配の血筋(タイプ・インペリアル)」の頂点に立つゴールデン・ルール一族のシメオンに無理やり半身にされてしまう。唯一無二の片翼(ベターハーフ)にはなれない愛のない半身誓約……だが次第に二人の想いに変化が現れはじめた時、再びディンゴが! ワスレナが取った行動にシメオンは怒りを爆発させ、半身を解除してしまうが――!?
黄金のつがい
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2018/08/15 09:04
オメガバース小説
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
オメガバース設定は漫画で慣れてるので、
多少アレンジしてるこちらもすぐに馴染めました。
インペリアル(α)に敵対する地下組織に所属してる
コンセプション(Ω)が
インペリアルのトップ一族の一人である攻めと出会い、
すぐに非合意で半身契約(番)を結ばれてしまい、
反感を感じながらも攻めのもとで暮らしてるうちに惹かれていくお話。
ハイスペックで一見傲慢そうな攻めは、
出会ってすぐから受けに惹かれてますが本人が鈍くて気付きません。
受けも経緯が経緯なので素直に気持ちを認められません。
それでも、攻めの兄カプ(インペリアル×コンセプション)に親切にされたりと
ほのぼのとした雰囲気で、メインカプ二人の距離は縮まります。
320ページ超えの作品ですが、大部分がこの平穏な二人の日々。
ハイスペック鈍ちん攻めは結構好きなので結構楽しく読めましたが、
『一旦別れた後よりを戻す』という大仕事が残ってるのに、
クライマックスにあまりページ数を割いていないので、
最後の駆け足感が否めないのが残念
2019/05/31 10:53
オメガバース
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
呼称は違うけれどもオメガバースです。アルファになろうとしているベータの男に番の実験として飼われていたオメガの男が、強いアルファにやはり観察対象として強制的に番にされてしまい、受けの人生つらいことばっかりや…という出だしです。番の解除とか半端なく胸が痛い。ちゃんとハッピーエンドです。
2016/11/30 18:14
近未来オメガバース
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ネスコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
近未来設定のオメガバースもの。
オメガバースは狼からの派生で首に噛み付くと番になる。
運命の番がいる。狼は一生に1匹しか番を持たないことから一度番いになると反発し合いながらでも離れられないですが、この作品では契約としてαにあたるインペリアル側からのみ契約解除可能。
契約解除されることをΩにあたるコンセプションが不安に思うなどの独自設定有りで楽しかったです。
真面目すぎて天然の域のα攻とΩとして生まれそれなりにやさぐれてしまった受。
攻がやたらと「お腹が空くのを我慢してる」アピールが謎ですが可愛かったwww