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おしゃべり森のものがたり
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おしゃべり森のものがたり
2021/10/14 20:31
『おしゃべり森のものがたり』
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
3年生の舞が毎年楽しみにしている夏休みのアメリカ旅行も、ことしは父と二人だけ
同行しなかった母は仕事を続けるために一人でイタリアに住むという
〈小鳥たちにだっておかあさんがいるのに、今、わたしのそばには、いないんだと思うと、悲しくて、さびしくて。〉
家族がはなればなれになる寂しさを感じる舞だったが、父の妹家族が暮らす“おしゃべり森”やアメリカの町で出会った人たちとかかわる中で、少しずつ気持ちがほぐれていく
〈だからもう、だいじょうぶ。
わたしは悲しまない。
さびしいけど、悲しまない。〉
『ある晴れた夏の朝』で第68回小学館児童出版文化賞を受賞
ニューヨーク郊外のウッドストックに住み、児童書から恋愛小説まで幅広く手がける著者が描くさまざまな家族のかたちの物語、2021年5月刊
3年生レベルの漢字に総ルビで読みやすい
セイギのミカタ
2020/06/26 21:52
『セイギのミカタ』
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
成績も運動神経もふつうのぼく、木下守(キノ)
だれかにじっと見られると顔が赤くなってしまう「赤面症」なんだ
「すげーっ、木下の顔、まっかっかだぞ!」
4年生になった新しいクラスで、お調子者のタイガがからかってくるのがいやでたまらない
「やめろよ、田中くん!」
とめようと声をかけてきたのが周一なんだけど、ぼくは周一の“セイギのミカタ”もめんどうなんだ
「いいじゃん、べつに」
悩んでいるぼくにさらっと言うのが、まわりに流されないひとみちゃん
ぼくは空気を読まない周一に
「もう、ほっといてくれないかな! そういうセイギのミカタみたいなの、いいめいわくなんだよ!」
と言ってしまって……
赤面症をからかうお調子者⇒やめろと言ってくれる友だち⇒トラブルが解決して友情が深まる……と、ストレートにいかずに、セイギってなんだろうと考えさせる物語
《みんながほんのちょっとずつ勇気をもてば、なにかが変わるかもしれない》──帯のコピー
『アドリブ』で第60回日本児童文学者協会賞(2020年度)を受賞した佐藤まどかの最新作、2020年6月刊
四年変組
2016/10/05 20:58
『四年変組』
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
四年二組にやってきた元ピアニストの「変人」先生
先生がきっかけでクラスが「変組」と呼ばれるようになる
四年変組にいる変わりものの子どもたち
悩みはつきないけれど、悩むのも悪くない
悩む子どもたちをこみねゆらの挿絵があたたかくつつみこむ