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「『飽きた』と書いて異世界に行けたけど、破滅した悪役令嬢の代役でした」シリーズ
誰だって、一度は試してみたい『異世界へ行く方法』。それが、ただ紙に『飽きた』と書いて眠るだけなら、お手軽&暇つぶしには丁度いい。
人生に飽きたわけではないけれど、平凡な生活に何か気晴らしをと、木間みどりはささやかな都市伝説を試して眠った。
そうして、目覚めたら本当に異世界! 目の前には顔の良い……自称お兄さま!
どうやら木間みどりは、『婚約者である王太子が平民の少女に心変わりして婚約破棄された末、首を吊った』悪役令嬢の代役として抜擢されたらしい。
舞台から自主撤退された御令嬢の代わりに、「連中に復讐を」と願うお兄さまの顔の良さにつられて、ホイホイと木間みどりは公爵令嬢ライラ・ヘルツィーカとして物語の舞台に上がるのだった。
『飽きた』と書いて異世界に行けたけど、破滅した悪役令嬢の代役でした
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『飽きた』と書いて異世界に行けたけど、破滅した悪役令嬢の代役でした
2024/11/23 01:03
終わり方が微妙
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
平凡な社会人みどりは簡単な異世界へ行けるというおまじないを試したところ、死んで蘇生された悪役令嬢の身体に魂を呼び出される形で異世界に行ってしまう。
彼女を呼び出した悪役令嬢の兄に、妹の名誉の回復と彼女をそんな目に遭わせた者達全員への報復を頼まれ、何もわからないまま事件と容疑者達に接触していく話。
悪役令嬢憑依転生のミステリーとしては意外とちゃんとミステリーしようとしていて面白かった。途中までは。
最後の展開がないと円環にならないとはいえ、完全なるバッドエンドで困惑した。
最初は続きがあるのかと思ったけど、全然そんなことなく、ただループの輪が閉じられただけじゃん!
ライラの死の真相はわかったけど、みどりの死の謎は永遠に謎じゃん!
みどりとライラの魂は同じなんだから、みどりがライラ(と共に死んだ兄)の運命を変えたいと願ってライラに転生(8歳児に思い出す)→奮闘するも犯人の陰謀によって殺害→何も知らないみどりがライラの身体に入って事件は解決するも、その後ライラとして兄と共に殺される→ループってことでしょう?
ループが終わらないから永遠に幸せになれない登場人物達だったわ。