- みんなの評価
1件
天神さまの花いちもんめ
著者 嗣人
私は天神さまこと、菅原道真。皆さまご存じのとおり、太宰府天満宮に祀られている学問の神さまである。好きな食べ物は卵かけご飯。家電製品の扱いはちょっと苦手。築五十年のオンボロ四畳半アパートで暮らしている。
この国には八百万の神々がいるが、私も含め皆、人間社会に紛れて生きている。コンビニで立ち読みをしていたり、ラーメン屋の行列に並んでいたり、公園のベンチでぐったりと休んでいたり、参拝者の願いに耳を傾けていたり…。
本書は、そんな神さまたちの何気ない日常のお話。
装画:浮雲 宇一
天神さまの花いちもんめ
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2024/10/01 19:55
道真公とゆかいな神々
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
菅原道真公ほか、さまざまな神様が現代に顕現。
世間で普通人に交じって暮らし、神の仕事をしています。
花見に始まり、神有月は出雲で宴会、年末年始の繁忙期には死にかける程働き、雪見酒へなだれ込む。神様の仕事に宴会はつきもの。
道真公は神様としては若手なので、何かと大変そう。
天津神の関係性とか垣間見えて面白い。