- みんなの評価
87件
准教授・高槻彰良の推察
著者 澤村御影(著者) , 鈴木次郎(イラスト)
「怪異は、現象と解釈によって成り立つんだよ、深町くん」
人の嘘がわかる耳を持ち、それゆえに孤独になってしまった大学生・深町尚哉。
なんとなく受講した「民俗学2」のイケメン准教授・高槻になぜか気に入られ、
怪異に出会うとついテンションが上がってしまう彼の「常識担当」として助手をすることに。
高槻のもとには、奇妙な事件が次々と持ち込まれ――?
このアパートは、幽霊物件?! 隣の空き部屋から聞こえる奇妙な音の正体は…。
――「第一章 いないはずの隣人」
ふと気づくと、周りにいつも針が落ちている……。これは呪い?それとも…。
――― 「第二章 針を吐く娘」
肝試しに出かけた少女が消えた。しかし数日後、彼女は帰ってきた。足の裏はきれいなままで…。
――「第三章 神隠しの家」
ちょっぴり残念なイケメン准教授と、常識担当の大学生の凸凹コンビが
民俗学の知識を使って、怪奇事件や都市伝説の謎を「解釈」する軽快なミステリ、開講!!!
イラスト/鈴木次郎
准教授・高槻彰良の推察EX3
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2025/04/05 13:53
☆怪異か? 人為か?☆
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
【美術準備室の女】
ゼミ合宿の写真を見ながら、尚哉は写真にまつわる高槻の講義と、ある絵についての依頼を思い出す。それは、女子校の美術部にある絵に関するもので、絵から抜けだした女を見ると呪われるらしい。高槻は早速調査に向かうと言い出すが・・・
【山の向こう】
あのゼミ合宿の出来事を、沙絵の視点から描いた話
【俺の友達の地味メガネくん3】
あのゼミ合宿の出来事を、難波の視点から描いた話
【妖精の小箱】
高槻の叔父の渉が高槻のイギリス滞在時に起こった出来事を振り返ったもの
「妖精が入っている箱」についての切ない秘密とは!?
【誕生日を祝おう】
佐々倉の誕生日の話
2025/03/01 15:00
さらっと読める
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズが進んでも相変わらずさらっと読める。
ただ、段々と本筋と離れていくようなのは、巻を重ねるシリーズでは仕方ないのかな。ちょっと停滞しているのが気になります。
人気が出たので引き延ばしなのかもしれませんが。
2025/01/19 01:24
尚哉、三年生に
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は、オカルトですーかなり、コワイ……。詳しくは、この巻をお読みいただきましたら……。それと、難波君、いい人ですね、あらためて思います。もう一つ、ここでポイントは、最後に出てくるエピソード。つまり、高槻先生と行きつけの定食屋ご夫婦とのお話……