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諸子百家
著者 著者:渡辺 精一
孔子を筆頭に、老子、荘子、孟子、荀子、韓非子、孫子……など、春秋戦国時代の古代中国では、数多くの思想家が現れた。彼らは「諸子百家」と総称される。
その思想は、東アジア全域の思想に大きな影響を与え続け、今なお衰えない。2200年以上前の思想でありながら、現代の私たちにも生き方の指針を示し続けてくれている。
なぜ戦国の世に多くの思想家が出現したのか? 彼らの主張やその違いはなにか?
残された著作や人物評から、彼らの人柄を読み解き、その思想の本質を解き明かす。
諸子百家
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2021/11/21 19:19
分かりやすい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雪と華 - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史的背景、思想家ごとに分けて分かりやすく説明してくれている。また、書物の引用も、漢文や書き下し文ではなく、現代日本語訳で書いていてくれているので、苦にならない。本書を読んだ後、興味のある思想家や歴史書等の中国の古典を読むと、理解がよりいっそう進むと思う。
諸子百家 孔子・老子・荘子・孟子 荀子・韓非子・孫子
2020/04/26 11:34
中国の春秋時代から戦国時代にかけて登場した諸子百家の思想を分かりやすく説いた書です!
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、中国の春秋末期から戦国時代にかけての諸学者・諸学派である諸子百家の思想について書かれたものです。諸子百家には、陰陽家の鄒衍、儒家の孔子や孟子や荀子、墨家の墨子、法家の韓非子、名家の公孫竜、道家の老子や荘子、兵家の孫子、縦横家の蘇秦や張儀などが含まれ、そうした学者たちの思想を分かり易く解説しています。彼らは、当時、各地の王侯に自らの主張を説き、弟子を従えて熱弁を振るいました。そして彼らに共通するのは、あくまで誠実であること、そして根底にある人間愛だったと言われています。同書は、現代においても人々を魅了し続ける個性的な思想を読み解いていきます。同書の構成は、「諸子百家以前――天の思想」、「孔子の思想」、「老子の思想」、「荘子の思想」、「孟子の思想」、「荀子の思想」、「韓非子の思想」、「孫子の思想」、「百家小伝」となっており、諸子の思想が手に取るようにわかります。

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