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7件
20代で得た知見
著者 著者:F
一人の人間の人生は、出会った言葉でも、預金額で決まるとも、恋愛だの結婚で決まるとも思えない。
ある夜友人が電話で語ってくれた台詞、または恋人がふとした瞬間吐き捨てた台詞、バーで隣の男が語ってくれた一夜限りの話、なんの救いもない都会の景色、あるいは、夜道で雨のように己の全身を貫いた、言葉にもならない気づき。そういったものによって人生は決定されたように思うのです。
私はその断片を「二十代で得た知見」と名づけることにしました。
(本文より)
◆
第1章「不完全からの出発」では、絶望するな、しかし生き急げ/期待しない方が楽だが、退屈は生活の毒である/好きってなに、など普遍的かつ実践的な50の断片を収録。
第2章「現実に関する幾つかの身も蓋もない事実」では、才能と呼ばれるものの正体/社会人一年目から五年目までの教訓/不条理な世界と戦うための武器一式/審美眼とは違和感のことである、など、この時代を生き抜くのに必要な44の断片。
第3章 「アンチ・アンチロマンチック」では、もし我々が冬の星座に機関銃を撃つことができたら/ちょいとした堕落論/大人の悲哀、子供の悲哀など、心をえぐる50の断片。
最終章 「愛に関する幾つかの殴り書き」では、愛とは、本人が振り絞ることのできる全力のこと/同棲なんて軽率にしてしまえばよい/結婚は恋愛の墓場だが、墓場からは星が見える、など、愛に纏わる41の断片を収録。
「眠れぬ一人の夜を支えてくれる」「二十代を生きる上で大変参考になった」
「もっと早く知りたかった」といった反響多数。
著書累計30万部。F、待望の最新刊。
20代で得た知見
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2020/12/22 15:29
来年は
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ファン1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
22歳の誕生日に買いました。
非常に心に刺さったものもあれば私にはまだ理解し難いことも。
来年読んだら少し感じ方が違うんじゃないかと今から楽しみです。
20代で得た知見
2020/11/02 16:43
大きな存在感を持った夜のお供
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マカロニさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が悩んでいた些細なことや何となく思っていたことをはっきりと言語化してくれた本。
20代に読めて良かった。悩んでるなら一度読んでみて欲しい。
20代で得た知見
2022/05/29 17:00
衝撃
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紫苑 - この投稿者のレビュー一覧を見る
しなくてよろしい、などのお言葉が多い中で、ニャーンと突然でてきたり、「すべてのリストを疑え」といきなり主張がすべて入れ替わったり…。
複雑ではありますが、それ故にすっきりとさせられる、そんな一冊だったと思います。
特に、「辛いことは第一章にする」が印象に残り、そういう流し方があるのかと非常に参考になりました。