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5件
震える天秤
著者 染井為人(著者)
高齢男性の運転する軽トラックがコンビニに突っ込み、店員を轢き殺す大事故が発生。アクセルとブレーキを踏み違えたという加害者の老人は認知症を疑われている。事故を取材するライターの俊藤律は、加害者が住んでいた奇妙な風習の残る村・埜ヶ谷村を訪ねるが・・・・・・。「この村はおかしい。皆で何かを隠している」。関係者や村の過去を探る取材の末に、律は衝撃の真相に辿り着く――。横溝賞出身作家が放つ迫真の社会派ミステリ!
震える天秤
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震える天秤
2024/05/15 11:02
染井作品は面白い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会的に問題になっているテーマでストーリーを展開していく手腕がすごい。ずっと飽きないし、続きが気になる。律の立場になって色々考えさせられた。
震える天秤
2023/05/26 19:30
記者の戸惑い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キレイな富士山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
高齢者が起こした自動車事故について、取材を進める記者。真相が判明したところで、さらに悩まされてしまうところが、記者の人間味が溢れている。
震える天秤
2022/09/07 21:15
高齢者ドライバー事故に妄想を絡める
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会問題に妄想を絡めると、この物語のように、深い噺になる事を理解した。高齢者ドライバーのコンビニへ突っ込むことによる事故はよく耳にするが、その部分に殺意のような暗い影が忍び寄ると、どのようになるかを想像することが恐ろしい。作者の想いは、どれが自らの両親・正義なのか。運転免許返納は、自ら自覚して行うのがよいと思う。