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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 7件

1984

著者 著:ジョージ・オーウェル , 訳:田内 志文

1984年、世界は〈オセアニア〉〈ユーラシア〉〈イースタシア〉という3つの国に分割統治されていた。オセアニアは、ビッグ・ブラザー率いる一党独裁制。市中に「ビッグ・ブラザーはあなたを見ている」と書かれたポスターが張られ、国民はテレスクリーンと呼ばれる装置で24時間監視されていた。党員のウィンストン・スミスは、この絶対的統治に疑念を抱き、体制の転覆をもくろむ〈ブラザー同盟〉に興味を持ちはじめていた。一方、美しい党員ジュリアと親密になり、隠れ家でひそかに逢瀬を重ねるようになる。つかの間、自由と生きる喜びを噛みしめるふたり。しかし、そこには、冷酷で絶望的な罠がしかけられていたのだった――。
全体主義が支配する近未来社会の恐怖を描いた本作品が、1949年に発表されるや、当時の東西冷戦が進む世界情勢を反映し、西側諸国で爆発的な支持を得た。1998年「英語で書かれた20世紀の小説ベスト100」に、2002年には「史上最高の文学100」に選出され、その後も、思想・芸術など数多くの分野で多大な影響を与えつづけている。

1984

税込 924 84pt

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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.1

評価内訳

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  • 星 1 (0件)

1984

2021/03/26 23:52

ハヤカワの旧版と新版の真ん中みたい

14人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

作品の評価は自明の事なので、それには触れない。
 訳文の文体はハヤカワ文庫の旧版と新版の真ん中みたいな感じがした。訳語はハヤカワの新版が「思考警察」に変えた秘密警察の訳語を旧版の「思想警察」だ。結構、ハヤカワの新版は旧版の訳語を変えているから、それとは別に新しい翻訳を出そうとすると新味を出すのは大変だっただろう。
 「憎悪週間」という訳語を使っているところはあるが、訳者あとがきによると「ヘイト・スピーチ」に合わせて「ヘイト・ウィーク」とカタカナ書きしたそうだ。
 この作品は第三帝国とソ連を風刺しただけのディストピア作品ではなく、管理社会を風刺した作品として読まれているそうだ。しかしビッグ・ブラザーは明らかにスターリンで、ゴールドスタインはトロツキーで、作中の粛清裁判は1930年代のそれであり、プロレタリアートの描写は「労働者と農民の国家」を詐称したソ連での「人民大衆」の風刺だから、そこは動かせないだろう。ロケット弾の描写の元ネタはドイツ軍がイギリスに打ち込んでいたV1号で、イースタシアの思想が中国語の名称というのは多分、中国国民党や三民主義を英語では訳さないで音写するからだろう。
 ゴールドスタインの本がオブライエンが関わっていたというのは愛情省で製作された偽物という意味だろうが、「二分間ヘイト」で映し出せれるゴールドスタインのビッグ・ブラザーやオセアニア批判の映像も愛情省で製作されたものでなければ、三大超大国に支配されていないどこかに言論の自由が存在するような社会が存在しているのだろうか。
 訳者あとがきには第3部のウィンストン・スミスが愛情省でオブライエンによって「異端思想」を除去されてビッグ・ブラザーを愛するようになった描写を「洗脳」としているが、洗脳という概念が一般的になったのはオーウェルの没後、朝鮮戦争で朝中軍の捕虜になったアメリカ兵が中国共産党の「思想改造」を受けて「戦争犯罪の告白」をしてからだ。身も心も公のイデオロギーに転向してしまえば、そのまま生かせておいた方がいいのに、と思ってしまうが、作品が思想と人格が分離出来ないという価値観の上で書かれていると銃殺で終わってしまうわけだ。
 ハヤカワの新版に付されているピンチョンの解説のような、実は付録のニュー・スピークの解説がどんでん返しの意味を持っているような指摘がある斬新な解説が付されていればいいのに、この本の解説は表面的だ。
 ニュー・スピークの解説は訳文では分かりづらいが標準英語の過去形で書かれているというから、それより先の時代に執筆された設定になるが、ヘブライ語聖書(旧約聖書)で書かれているような「異教」の神々や十戒の存在、第三帝国とソ連の記憶が読者には自明の事として登場して、アメリカの独立宣言が引用されているから、文中に書かれているように検閲をくぐり抜けて生き残っていた本から抹殺されたはずの記憶が再生したのか、それとも作品中に存在しないはずの改竄される前のタイムズが出てくるように、愛情省かどこかに密かに過去の情報を蓄積されていたのが復活したのだろうか。

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1984

2023/03/12 21:47

今までに読んだどの小説よりも恐ろしくてゾッとする

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タラ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

党に24時間行動を監視され、思考もすべて管理され、党に目をつけられた人物はことごとく抹殺。最初からそんな人物はいなかったように過去の出来事すべてが塗り替えられてゆく。そんな恐ろしい世界を描いた作品。

2+2=4と当たり前に答えられる自由。そんな自由が素晴らしいなんて考えたこともなかった。当たり前が当たり前でない世界に足を踏み入れてしまった時に、私達はどうあるべきか。また、そんな世界を作り出さないためにどうすればよいのか。
自由とは、人間らしく生きるとはどういうことかなど様々なことを深く考えさせられた。

この小説を読んで、コロナ禍において、とある国の国民が、街中に無数に設置された監視カメラで政府が人々の行動を監視してルールを守らない人を罰してくれたおかげで蔓延が防げている、と笑顔で語る映像をテレビで見て衝撃を受けたことを思い出した。
近未来の設定で書かれた本作だが、着々とこの世界に近づいている国が既に存在している。
この本が読めなくなる未来にするかは今を生きる人間にかかっていると思う。

"戦争は平和なり。自由は奴隷なり。無知は力なり。"そんな未来が来ないように精一杯考え、生きていきたいと思った。

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1984

2022/04/11 14:02

自由って

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る

例えば「これが正しい」と思っている事が全く違うと判明した時に私はどうするだろうか。ニュースをニュースと信じている理由は何だろうか
今の不安定な世界情勢を見てから読むと自由を考えるきっかけになると思います。
一気に読み耽った私の姿こそウィンストンなのかもしれない

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