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足利直義 兄尊氏との対立と理想国家構想
著者 著者:森 茂暁
南北朝の動乱期に、武力によらない仏国土の理想郷を目指した足利直義。兄尊氏とともに室町幕府の基礎を築いたにもかかわらず、最期は兄に毒殺されたとも伝えられる悲劇の人物の政治・思想・文化に迫る。
※※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
足利直義 兄尊氏との対立と理想国家構想
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2021/08/14 21:31
足利直義の思想
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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
足利直義が安国寺や利生塔を諸国に建設したことから仏教と直義に関して記されているのが興味深かった。この時代の仏教者といえば夢窓疎石だが兄・尊氏が疎石に全面帰依していたのに対して直義は中国伝来の禅に帰依していて疎石の密教を許容した禅とは距離を置いていたという視点は勉強になった。