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数学の世界地図
著者 古賀真輝(著者)
開成高・京大院卒→27歳の現役教諭、数学インフルエンサーでもある古賀真輝氏の完全書き下ろし!・中学校や高校で習った数学が、学問としてどのような広がりを見せるのかを解説。数学の世界を俯瞰できるガイドマップです。・「代数学」「幾何学」「解析学」「数学基礎論」「応用数学」。各分野のつながりを知り、面白いところをつまみ食いできます。・数学が好きな中高生に、理系大学生の入門書として、大人の学び直しにも使える1冊です。・「数学ってなんかかっこいいな。どんなことを勉強するんだろう?」という、数学の世界について知りたい、数学に興味のあるかたにも楽しんでいただける書籍です。はじめに より 「数学を学び研究するということは,山登りと似ています.様々な困難を乗り越えて上の方までたどり着くと,そこには絶景が広がっていることでしょう.登っている最中は難しいと感じていたことも,それより上から見下ろすことで,簡単に見えるようになるものです.しかし,逆にまだふもとにいる人から見ると,上の方の様子やそこから見下ろした景色がどうなっているかは想像しづらいです.そこが数学の困難なところです.道半ばで挫けてしまうことも少なくありません.本書は,そのような数学の困難を克服することを目的としています.旅行に行く際に買うガイドブックは,眺めるだけでも楽しいですよね.それと同じように,これから先数学という山の上の方にどのような世界が待っているのかを,本書を見て知っておくことで,今歩んでいる道も楽しめて歩けるようになったり,これからの観光ルートもはっきりしたりするでしょう.本書をきっかけとして,少しでも数学に興味をもったり,チャレンジしてみようと思ったりする人が増えると嬉しいです.」
数学の世界地図
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2025/04/30 18:02
数学の勉強に関する終活の位置づけで読んだ本
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投稿者:スマートクリエイティブ - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体で、代数学、幾何学、解析学などの5つの分野で、30項から構成。1項は約5~15ページ程度。
「はじめに」には以下の記述があります。『数学の研究活動において中心となるのは、「新しい定理を増やすこと、正しいと思われる予想を証明すること」。予想を証明する過程において新たな概念が誕生し、数学の豊潤な理論が広がっていく。一つの予想の背後にどれだけ広大な数学が隠れているかも、その予想の価値といえる』
以前読んだ小山信也さんの「数学の力」にも同様の記述があったことを思い出しました。