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じょっぱれアオモリの星
著者 佐々木鏡石(著者) , 福きつね(イラスト)
「悪いんだけど、今日づけでギルドを辞めて欲しいの」魔術師、オーリン・ジョナゴールドは長年所属していたギルドからクビを言い渡される。「な、なすてすか!? わ、わだっきゃこのギルドばえどふとづだと思て今まで尽ぐすてきたのに!」オーリンの言葉に頭を抱えるギルド長。彼の出身、東と北の最果ての地アオモリの強烈な訛りが原因で誰ともまともに会話ができなかった。しかし【通訳】スキルを持つ美少女レジーナと出会うことで、彼は無詠唱魔法を使いこなすツート魔術師だということが判明する。彼女を相棒にし東北の地を縦横無尽に駆け巡る! 異世界アオモリファンタジー爆誕!!
じょっぱれアオモリの星2 ズンダーにおいでよ
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2023/01/08 16:08
じょっぱれアオモリの星
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:メガネ定食味噌汁付 - この投稿者のレビュー一覧を見る
既視感ある地名や名前など笑えるコメディ強目の津軽弁ファンタズーでした。めちゃ面白かった。
津軽弁は聞いても意味不明ですが、テキストになっても尚更理解不能ですね。ファンタジズー世界、アオモリから出てきた冒険者オーリンは規格外に強い魔導士でした。しかし津軽弁の訛りのひどさに誰からも理解されなかった孤高の冒険者。彼の熱い冒険者劇です。
2024/01/10 03:07
【度が外れた個性も、理解を得れば唯一無二の輝きを放つ】
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えびし - この投稿者のレビュー一覧を見る
辺境に住む青年が才覚を現す物語。
地元の方言とはどこか気恥ずかしい物である。
しかし、それは自分を形作るアイデンティティで。
本来は恥ずべき物で無く、誇って良い物なのかもしれない。
津軽弁が強すぎて、誰にも理解されず追放されたオーリンは、言い知れぬ哀しみを抱えていた。
そこで、翻訳スキルを持つ理解者、レジーナと出逢う事で、厄介だった個性はむしろ誇るべき才能に変わる。
魔法詠唱で才能を開花させたオーリンは、そのスキルを存分に活かし。
東北の地を縦横無尽に駆け巡るのだ。