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3件
永遠についての証明
著者 岩井圭也(著者)
圧倒的「数覚」に恵まれた瞭司の死後、熊沢はその遺書といえる研究ノートを入手するが――冲方丁、辻村深月、森見登美彦絶賛!選考委員の圧倒的評価を勝ち取った、第9回野性時代フロンティア文学賞受賞作!
永遠についての証明
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2024/08/10 18:40
天才は孤独
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投稿者:amami - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても胸が苦しくなった。
三ツ矢さんが突き抜け過ぎた天才だからこそ周囲の人は理解や共感が難しくて、どんどん孤独になっていく姿は不憫すぎて救いを祈り読み進む手を止められなかった。
同じ土俵に上がらず見守れる、悟りを開いた仏様みたいな人に出会っていたらのびのびと活躍できたのだろうなと思う一方、現実でもこのように突き抜け過ぎて周囲の理解を得られず潰されていく才能は多くあるのだろうなと思い切なくなった。
永遠についての証明
2022/05/07 23:45
数学者たちの思い
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キレイな富士山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
各々の数学者たちの真剣な思いが、切々と描かれており、思わず時間を忘れて読み続けてしまうほど、魅力的な作品である。
永遠についての証明
2023/10/25 14:58
人を信頼すること
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投稿者:再び本の虜に - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の不器用な生き方が読むほどに切なくなってきてしまいました。だんだん周りにいた友人たちが去っていく。この作品を読んでいて、今の変化が激しい世の中で生きていく人たちへの問いかけみたいなものを感じました。