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猫と竜
著者 アマラ
森の奥。一匹の竜が、魔法を操る猫たちと暮らしていた。永きにわたり猫を守り育てる竜を、猫たちは「羽のおじちゃん」と呼び、人間は畏怖と敬意を込め「猫竜」と呼んだ。竜の庇護を離れた後に、人間と暮らす猫もいる。冒険に憧れる王子と、黒猫の英雄。孤児院の少女に魔法を教える白猫。そして森では、今日も竜が子猫に狩りを教えている。これは、猫と竜と人間の、温かく不思議で、ちょっと切ない物語。
猫と竜
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2018/01/20 11:55
魔法を使うネコとドラゴンと人のふれあい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
子育て中の魔法を使う母ネコのもとに、ドラゴンの赤ちゃんがあらわれ、子猫たちと一緒に育てられることから始まる物語です。立派に成長したドラゴンは、母ネコに教わった魔法とともに、まだ若く独り立ちできない子ねこを見つけては、育て立派な魔法ネコに育てていくようになります。ドラゴンが子猫たちに奮闘し、悩む様子がまさに人の子育てと同じでほほえましく感じました。また独り立ちした猫たちが、人の世界で、魔法を教えたり、出来の悪い子供を叱咤激励するところも、読んでいてほのぼのしてよかったです。ファンタジーのお話ですが、こんなに読んでいて、くすっと笑ったりなごんだりしたのは初めてです。また続編も読んでみたいです。
2021/03/31 09:51
猫竜の兄姉が増えた
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫に育てられた火吹き竜、通称猫竜と、彼が庇護する猫達とその友人となった人間達の物語。第4弾。
今回は猫竜の出番多め。
まさか角の兄弟以外にも兄と姉がいたとは。
ままにゃんはよくわからない生き物を拾って育てすぎでは?
今回も猫達の話とか、その世界の日常で面白かった。
でも王子は結構苦手だなぁ。
それに、おばちゃん達の口調が完全にワンパターンしかなくて読んでてつらかった。
新キャラの引退した騎士と猫騎士は結構好きかも。
紙の本猫と竜 1
2022/05/19 04:03
猫はケットシーです
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kusukusu - この投稿者のレビュー一覧を見る
色々な偶然が重なって
子猫と一緒に、猫のお母さんに育てられた竜は
「しょしんしゃのもり」で、猫たちを護りながら暮らしいます。
優しいお話しです。
ほんと、人間だけが無意味に命を奪って、毛皮だけ奪って捨てるとは
愚かとしか言えない。
竜が怒るのも当たり前です。
色々な猫が出ます。
人間臭いけど、癒されます。
猫のお母さんも、強くてカッコいいです。