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89件
ぬらりひょんの孫 モノクロ版
著者 椎橋寛 (著)
妖怪の総大将・ぬらりひょんの血を継ぐ奴良リクオは、一見普通の男の子。妖怪の総本山・奴良組の若頭として、祖父のような立派な首領になることに憧れを抱くのだが…!? 痛快妖怪任侠活劇、ここに開演――!!
ぬらりひょんの孫 モノクロ版 25
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ぬらりひょんの孫 13 (ジャンプ・コミックス)
2010/11/15 10:42
奴良組、反撃の狼煙
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
牛鬼が奴良リクオを鍛えるために連れて行ってしまったため、主を失った奴良組の百鬼夜行は壊滅してしまいそうになる。しかし、何人かの妖怪の頑張りと、花開院ゆらと破軍、竜二や魔魅流の助力もあり、何とか京妖怪の鬼童丸や茨木童子の攻撃を凌ぐことに成功する。
その頃、修行中のリクオや鴆、そして花開院本家には、それぞれ別の敵が迫っていた。
本巻は羽衣狐が比較的お暇な感じです。強力な京妖怪に対抗するため、新たな畏を身につけたり、改めて協力関係を強力にするなど、攻撃側は準備にいそしんでいます。
前回と同様、奴良組主力妖怪の過去編も盛り込まれています。今回は青田坊。しょうけらの伝承と絡めて、面白いストーリーが展開されます。
カバー下の表紙には、十三代目の凄まじい適応力が垣間見えるおまけマンガが掲載されています。
ぬらりひょんの孫 10 (ジャンプ・コミックス)
2010/04/03 21:23
反転攻勢のきっかけ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一から第三の「慶長の封印」を守護する花開院の陰陽師である秋房、雅次、波戸が羽衣狐一党に撃破され、ゆらや竜二、魔魅流が守護の前線に加わる。そして、魑魅魍魎あふれる街となった京都には、清十字団のメンバーたちも到着する。
一方、奴良リクオを筆頭とする奴良組京都侵攻部隊と、リクオについてきた遠野妖怪たちは、間もなく京都上空にさしかかる。だが、混成部隊の弱みが露見しようとしていた。
防戦一方だった花開院に予想外の助っ人が登場。約四百年のうちに失伝しかけていた「慶長の封印」の仕組みを生かし、反転攻勢のきっかけがつかめるのか、というのが興味深いところ。
そして、京妖怪と対等に戦うには必須能力である畏を、なぜリクオが遠野に行くまで身につけることができなかったのか?果たして奴良組の妖怪は京妖怪と渡り合える実力を持っているのか?という疑問も、今後の戦いの帰趨を占う上で重要なことだろう。
ぬらりひょんの孫 4 (ジャンプ・コミックス)
2009/04/05 14:11
百鬼夜行の目指す道
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
奴良組の幹部を襲っているだけだった四国の妖怪たちが、人間もその対象とし始め、そしてついにリクオの学校にまで来るようになる。クラスメイトにまで被害が及ぶ状況になったリクオの対策とは。
妖怪であるがゆえに人間とはなれなかった犬神。そしてその犬神を使役し、人間と妖怪の枠を超えた頂点に立とうとする玉章。同じように妖怪の血を引きながらも人間であろうとし、それでいて妖怪も守ろうとするリクオ。二人の百鬼夜行の行く道が交差し、次巻では衝突します。