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ぬらりひょんの孫 カラー版 羽衣狐編 完結
著者 椎橋寛(著者)
【デジタル着色によるフルカラー版!】浮世絵町にやってきたゆらの兄とリクオが対決! 妖怪は絶対“悪”という信念のもと、攻撃をしかける兄に対し、仲間が妖怪だと思いたくないゆらは使命と友情との間で揺れる。そしてついに陰陽師の掟を破り…!? (51話「二人の正義」~58話「妖刀・祢々切丸 その1 浮世絵町綺譚 置行堀」までの8話分と番外編1話分を収録)
ぬらりひょんの孫 カラー版 羽衣狐編 1
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2010/11/15 10:42
奴良組、反撃の狼煙
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
牛鬼が奴良リクオを鍛えるために連れて行ってしまったため、主を失った奴良組の百鬼夜行は壊滅してしまいそうになる。しかし、何人かの妖怪の頑張りと、花開院ゆらと破軍、竜二や魔魅流の助力もあり、何とか京妖怪の鬼童丸や茨木童子の攻撃を凌ぐことに成功する。
その頃、修行中のリクオや鴆、そして花開院本家には、それぞれ別の敵が迫っていた。
本巻は羽衣狐が比較的お暇な感じです。強力な京妖怪に対抗するため、新たな畏を身につけたり、改めて協力関係を強力にするなど、攻撃側は準備にいそしんでいます。
前回と同様、奴良組主力妖怪の過去編も盛り込まれています。今回は青田坊。しょうけらの伝承と絡めて、面白いストーリーが展開されます。
カバー下の表紙には、十三代目の凄まじい適応力が垣間見えるおまけマンガが掲載されています。
2010/04/03 21:23
反転攻勢のきっかけ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
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第一から第三の「慶長の封印」を守護する花開院の陰陽師である秋房、雅次、波戸が羽衣狐一党に撃破され、ゆらや竜二、魔魅流が守護の前線に加わる。そして、魑魅魍魎あふれる街となった京都には、清十字団のメンバーたちも到着する。
一方、奴良リクオを筆頭とする奴良組京都侵攻部隊と、リクオについてきた遠野妖怪たちは、間もなく京都上空にさしかかる。だが、混成部隊の弱みが露見しようとしていた。
防戦一方だった花開院に予想外の助っ人が登場。約四百年のうちに失伝しかけていた「慶長の封印」の仕組みを生かし、反転攻勢のきっかけがつかめるのか、というのが興味深いところ。
そして、京妖怪と対等に戦うには必須能力である畏を、なぜリクオが遠野に行くまで身につけることができなかったのか?果たして奴良組の妖怪は京妖怪と渡り合える実力を持っているのか?という疑問も、今後の戦いの帰趨を占う上で重要なことだろう。
2011/03/06 15:35
鵺の正体
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
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鬼纏を習得して土蜘蛛と戦えるレベルになったリクオのもとに、遠野妖怪たちも集結する。そんな戦いが行われている裏では、弐條城で羽衣狐とぬらりひょんが400年ぶりの再会を果たしていた。
鵺の正体と、千年前の京都で起きた鵺誕生の物語が明らかになる。
リクオが新しい百鬼夜行を築き始めているのと同時に、ぬらりひょんは四百年前から続く奴良組と羽衣狐の因縁を断ち切るために弐條城に赴く。そこで今回の事件に秘められた陰謀が見え隠れするのだ。
一方で、鵺の意外な正体も分かってくる。妖怪と人間のクォーターであるリクオと、同じ様な立場の存在であるのだが、そこから目指した方向性はかなり違う。これから始まる戦いは、そういう思想の違いによる衝突という面もあるのかも知れない。
2010/09/04 09:55
首無と毛倡妓
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土蜘蛛に完敗し、つららを人質に取られてしまったリクオの前に、総大将がもっとも信頼する人物が現れ、彼を導こうとする。
一方、主を失った百鬼夜行はバラバラになる寸前。守るべきものを守れなかった自責の念に捕われた首無は、百鬼夜行を離れ、一人で京妖怪に戦いを挑む。それを追いかける毛倡妓、そして明かされる彼らの過去。
対象がパワーアップ修行中の間、これまで一歩控えているポジションにいた首無や毛倡妓がメインをはる。番外編も含め、江戸時代の彼らの姿が描かれていて、いつもとは違うしっとりとした雰囲気になっている気がする。ちょっと大人っぽいというか。
パワーアップしたリクオが活躍するのは次巻になりそう。
番外編では、ぬらりひょんと珱姫の新婚時代の姿が、表紙ではすっかり影を潜めた家長カナの読モデビューが描かれている。
2010/07/04 11:02
一つの目的に向かって
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京都の入口にようやくたどり着いたリクオ率いる百鬼たちは、打倒した白蔵主の助言に従い、第一の封印である伏目稲荷の地に向かう。その頃、十三代目秀元の導きにより、花開院の陰陽師たちも伏目稲荷に向かっていた。
人間と妖怪、双方が集まる場所に降りたつ恐るべき怪異とは。
今回から「奴良組通信」第一号が織り込まれている。本体表紙のおまけも健在。
2009/12/05 15:19
すべてはあのとき始まった
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穏やかな日常も、その夜の部分である妖としての因縁も、ぬらりひょんの過去から現在へとつながっている。その内容は読んでいただければ良いとして、過去編の中で浮き彫りにされるのは、四百年という時間は妖怪にとっても長い時間だということだろう。
ぬらりひょんの百鬼夜行に連なる一ツ目の濁りのない瞳や、狒々の若々しい姿など、現在の変わり果てた姿からは想像するべくもない。妖怪ですら変わり果ててしまうというのに、式神破軍で再び出会えると言える花開院秀元は、人間として異質な存在なのかもしれない。
そして舞台は現代へと戻り、遠野&京都編へ。妖怪としてのステージを一段上がろうとするリクオと、本家へ戻ったゆらの姿が見られる。
2009/10/03 17:30
ぬらりひょんの過去
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
花開院ゆらの兄たちの登場により舞台の中心は四百年前の京都へと移り、若かりし頃のぬらりひょんと羽衣狐の因縁のはじまりが描かれる。青春18キップで京都まで移動するゆらは兄たちのいいおもちゃになっています。
これまではリクオが主役で、彼がほとんど人間だったこともあり、妖怪と人間が対立するという構図はほとんどなかった。しかし、人間を襲う羽衣狐が現れ、花開院流の陰陽術師が関わるのならば、いずれ人間と妖怪の違いは問題になってくるかもしれない。でも少年マンガという性格上、妖怪なのに人間を守るヒーローの奴良組という構図は崩れ様がないのかな?
2024/02/29 17:19
クライマックス
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついに鵺の誕生となって一つのクライマックスを迎えた感じです。この巻はほとんど戦闘に費やされた感がありますが、激しすぎるのと抽象的な概念があってりでやや何が起こっているかわかりにくいように思いました。ゆらを中心とする陰陽師勢も含め総力戦の様相を呈していますが、いろいろと見せ場があって面白かったです。
2024/02/29 17:17
悲しくも面白いエピソード
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1000年前のエピソードがとても面白かったです。悲しくそして強い意志を感じる、この漫画に欠かせない話だと思います。京都妖怪が悪という単純な図式ではなく、羽衣狐や鬼童丸を中心とする京都妖怪にも事情があることが分かり、その上での対決になるとより戦いの行く末が気になります。高度な技に開眼したリクオの戦闘シーンも迫力があって良かったです。
2024/02/29 17:16
さらに盛り上がってきた
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いい感じですね。戦いも白熱してきてさらに盛り上がってきました。特にこの巻では青田坊の昔のエピソードと覚醒が印象的でした。つららのエピソードや封印が進む様子、京都妖怪たちの個性あふれる攻撃など目まぐるしい展開に激アツでした。この巻のラストもワクワクするシーンでした。
2024/02/29 17:15
見どころがたくさん
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とても早く感じました。それでも土蜘蛛との戦いや首無の活躍など見どころはたくさんで内容は充実しています。第一ラウンド終了して次のラウンドが始まったような感じですが、いろんな妖怪の活躍する様子や覚醒、成長する姿などが描かれていて面白いです。登場キャラが多くなって複数現場で同時進行することが多くそのあたりの場面転換によって全然退屈しませんね。
2024/02/29 17:15
とてつもなく強い妖怪
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京妖怪との本格的な戦いが始まり、とてつもなく強い妖怪も現れ、迫力が数段アップしました。奴良組、遠野妖怪そして陰陽師も加わってヒートアップする戦いは息もつかせぬ面白さで一気に読んでしまいました。敵味方のキャラの強さが十分に伝わる描写は見事でした。ダイナミックな構想のストーリーもワクワクします。
2024/02/29 17:12
戦闘シーンが豊富
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京都のゆらたちの戦いも京都に乗り込んできたリクオたちの空中での戦いもどちらも読み応えありました。敵が強敵であるからこその面白さで、ゆらが京都に戻って力を存分に発揮させているのが気持ちよかったです。ゆらとリクオたちが合流するのかどうかも興味深いです。この巻は戦闘シーンが非常に豊富でかなり盛り上がった印象です。
電子書籍ぬらりひょんの孫 モノクロ版 9
2024/02/29 17:11
妖怪たちが多彩で楽しい
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遠野でのリクオの修業の話は意外に短かったですが、いろんな妖怪キャラが出てきて楽しかったです。みんな面白く軽い雰囲気で、京都での羽衣狐の侵攻の危機と対照的でした。やはりぬらりひょんというのは特徴を掴みづらい妖怪ではあるのですが、リクオの成長ぶりは確かに感じられました。京都妖怪の強さもたっぷり描かれていてこれからの両者の対決が興味深いです。
電子書籍ぬらりひょんの孫 モノクロ版 8
2024/02/29 17:09
とても楽しい
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江戸時代初めぬらりひょんの京都での活躍物語、とても楽しかったです。妖怪と人との交わりを描いた非常に爽快で心温まるストーリーでした。羽衣狐という強敵が出てきて、いつもよりシリアスな雰囲気で面白かったです。陰陽師もたくさん出てきて新鮮な感じでした。現代へのつながりが見えて、いろいろと物語の背景がわかって良かったです。