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23件
ノノノノ
著者 岡本倫 (著)
スキージャンプ界に現れた無名の新星・野々宮悠太。実は、彼の正体は…なんと男装した女の子!! 彼女は、男子しか出場できないオリンピックのジャンプ種目で金メダルを獲るのが夢なのだが…!? 「エルフェンリート」の岡本倫が描く待望の異色スキーコミック第1弾!!
ノノノノ 13
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2016/03/18 22:54
女性でも楽しめると思うが、やはり男性向け
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もずくのもくず - この投稿者のレビュー一覧を見る
スキージャンパーである野々宮悠太は、オリンピックで金メダルを目指している少年である。悠太は、全日本成績上位の選手がジャンプしたおりに、大口を叩いてしまい勝負をすることになってしまった。負けた方は全裸で飛ぶという約束を交わして、いざ、悠太の番というところで彼の過去の成績が明らかとなり周囲は鼻白む。悠太は地方予選落ちという記録しかない、無名のジャンパーだったのだ。勝負を挑んだ選手さえ、悠太を止めるという事態のなか、それでもジャンプ台のゲートから、少年は降りようとはしなかった。悠太はある大きな秘密を抱えているのだった。
スキージャンプというのは、おそらく漫画では珍しい題材ではないでしょうか。初めはどのような表現がされているのか見当もつきませんでしたが、読んでみるとスピード感があり爽快ささえ覚えました。その中でも見開きは圧巻で、広い空に飛び立つかのようなジャンパーは、読む者に浮遊感を想起させるだけの力があります。競技以外にはラブコメパートが挟まれ、主人公の秘密に関わる部分などで、ドキドキさせてくれました。個性的な登場人物達の関係性も、かなりおもしろく、心が揺れ動くさまが切ないです。そして、後々に続刊で登場するある主要人物は、強烈な印象を読む者に刻みつけます。その人物の振る舞い、言動はありなのかと、驚き、嫌悪し、一周回って最後には愛しくなる?かもしれません。
この作品には、少し注意するべきところがあり、ネットでは打ち切りなのではないかと、いう話があります。全巻読んでからの感想としては、区切りはきちんとあり、個人的には満足できるだけのおもしろい漫画であったと言えます。それともう一つ、設定上かなりきつい描写で虐げられる場面もあり、苦手な人は手を止めかねないなと思いました。その部分を念頭に置いてから読むと良いかもしれません。ネガティブなことも書きましたが、おもしろいスポーツ漫画です。
2016/03/19 22:16
野々宮と天津の対決
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もずくのもくず - この投稿者のレビュー一覧を見る
雑誌記者である与田の言葉によって、天津は悠太を誤解したままジャンプで競いあっている。天津はジャンプを終え、次に悠太がジャンプ台へと上がった。そんな悠太の前に、居るはずのない少年が現れた。動揺を隠せない悠太に、過去の出来事が蘇る。二人の勝負に決着が付く。
前巻から続いている勝負の結末が描かれています。野々宮悠太と偽っている主人公の本名も、明らかになりました。設定上、お約束?と思われる寮の話が登場して、色々な意味でヒヤヒヤとしてしまう巻だと思います。また、強烈な人物が初めて登場する巻でもあり、主要な登場人物が出揃って、ラブコメが本格的に始動していく気配がします。
2016/01/27 15:46
こういう競技って
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいてなんとなく分かったんですが、スキージャンプって練習は地味だし大変なのに、本番は一発勝負で見所が少ない。いや、初心者にしたらですが。
負けちゃったけどステップアップ、みたいな要素はこのマンガでは望めないのかな、と。主人公は天才肌みたいだし、ピンチには陥るけど、結局サラッと勝ってしまうんだなというのが否めません。