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バクマン。 カラー版 完結新着

著者 大場つぐみ(原作),小畑健(漫画)

【デジタル着色によるフルカラー版!】一握りの者にしか得られない栄光を手にするため、険しい“マンガ道”を歩む決意をした二人。高い画力を持つ真城最高と、文才に長ける高木秋人がコンビを組み、新たなマンガ伝説を創る! 新時代成功物語開始!!

【期間限定無料配信】バクマン。 カラー版 1

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みんなのレビュー286件

みんなの評価4.3

評価内訳

非現実的なほど恵まれた彼らに明日はあるのか!?

15人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

漫画、アニメ大国であるこの日本において漫画家になりたいと願う少年少女は数多い。そしてそう夢を抱いた若い芽が、画力を磨きストーリーを練り周囲の反対を押し切って漫画家になるまでのサクセスストーリーを描いた作品は過去にもいくつかある。 簡単にあらすじを述べれば本書「バクマン」もその一環に収まってしまうかもしれない…が、決定的に違う点が一つある。
歴代の漫画道マンガが「ありそうな話」であればある程読者の心を捕え共感と希望を膨らませてくれるのに対し、この漫画はその逆から始まるのだ。

主人公の中学生サイコー(最高)はアニメ化したギャグ漫画の原作者を叔父に持ち飛び抜けた画力の持ち主。クラスメイトの秀才・シュージン(秋人)はサイコーの画力と「頭ガイイ」点に目をつけ、作&画コンビで漫画家になろうと詰め寄る。 一方サイコーの想い人は声優を目指す夢見る可愛い子ちゃん(死語)で、漫画家になったら結婚する約束までこぎつけた。さらに彼女の母親と叔父は両想いながら結ばれなかった過去を持っていた…

と、良く言えばドラマチックに運命的で、悪く言えばこの上ないご都合主義の偶然の上に成りたっているストーリーである。彼らは親の反対も恋の挫折も金や環境の心配すらない、いや、かなり恵まれた環境からスタートを切った。 時折見せる漫画専門用語や業界事情が現実的ではあるが、どこまでも「ありえね~っ!」と言いたくなるくらい、ありえない。
けれどここまで気持ちよく恵まれたスタートを切ってくれると、どん底からのレベルUP&サクセスストーリーを見慣れた読者としては今後の展開が逆に全く読めない。彼らがどういう風にどれだけ悲惨な困難を迎え落ちていくのか、現実味がないだけに予想できないのだ。

『DEATH NOTE』で一世を風靡した著者だが死神の力を持ちながらも破滅した前作同様、彼らに明るい未来はあるのか否か?今後も目が離せない。

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フィクションとノンフィクション

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エリック@ - この投稿者のレビュー一覧を見る

週刊少年ジャンプ連載。
かつて「DEATH NOTE」で社会現象を巻き起こした大場つぐみ・小畑健のコンビが繰り出す『漫画家マンガ』の傑作。


物語の概要としては、将来の夢もなくただ漠然とした学生生活を過ごしていた中学生・真城最高が、同級生の秀才・高木秋人に刺激され、週刊少年ジャンプに連載できる人気プロ漫画家になるため奮闘するというもの。


『漫画家マンガ』とは、主人公が漫画家で、作品自体も漫画業界が舞台となっているジャンルを指し、これまでも数年サイクルでこのジャンルの作品は出現している。しかし、過去の『漫画家マンガ』はムーブメントを生み出すほどのエネルギーはなく、数あるジャンルの中の一つの泡沫ジャンルという扱いで、読者には読み流されてきた経緯にある。
そこにきて本作「バクマン。」の登場だ。
本作ほどにフィクションとノンフィクション、或いは漫画業界の虚と実を、徹底的に織り交ぜて物語を展開し、かつ面白く読ませる『漫画家マンガ』は他にないと言っても良いだろう。

シリーズ第1巻こそ、連載開始初期ということで「主人公の相方となる高木秋人が、脈絡なく『漫画家になろう!』と主人公に持ちかける」であるとか「主人公の漫画が連載されアニメ化されたならば、ヒロインと結婚できる」など、いかにも漫画的で唐突感のある話で満ちている。
だが、それ以降は、中学生で尚且つ漫画執筆経験のない主人公が工夫を凝らしながら原稿を仕上げていく様子であるとか、実際に完成した原稿を出版社に持ち込んだ際の担当編集との折衝内容等、妙にリアリティの高い、生々しいやり取りが描かれている。

現在も絶賛連載中の本作であるが、人気の高まった要因の一つには、上記の通り、「フィクションとノンフィクション」をバランスよく組み合わせていることが挙げられるだろう。


例えば、「漫画雑誌である週刊少年ジャンプについて、どういう流れで連載が決まるのか、どういう流れで連載が打ち切られるのか」というルールについて、本作中でも詳細に描かれているが、その内容は『実際の少年ジャンプについても同一のルール』である。
「実際の週刊少年ジャンプの連載ルールを漫画の中で明らかにして良いのか?!」と読者は一様に驚きを持ちながら本作を読み進めたものと推測される。そういった驚きこそが、「もしかするとこの作品は業界の実態を描いている物語なのではないだろうか」という良い意味での疑念を読者に抱かせることに成功した要因と言えるだろう。
勿論、実際の週刊連載については、本作で描かれているほどに単純な話ではないだろうが、それでも全くの出鱈目ではないことも確かだ。

他にもノンフィクション要素としては、作中に登場する週刊少年ジャンプの担当編集者のコメントやアドバイスの存在が挙げられる。
それらの多くは本作の主人公たちへの助言という形で描かれているものの、そのあまりにも限定的でかつ的確なコメントを読んでいると、見方を変えれば『主人公たちと同様、今、まさに週刊少年雑誌への連載を狙っている新人漫画家たちへのアドバイスなのではないか』と思えてしまう。ややもすれば穿ちすぎた見方であるが、そういう捉え方も、作品の楽しみ方としてはアリだと思う。
本来、虚構の世界の存在に過ぎない登場人物たちが、時折、実感の篭められた肉声を放つ瞬間があり、それらが読者を作品に引き込む大きな魅力の一つとなっている。

当然のことながら、本作は少年漫画である。
単にリアリティがあるから持て囃されているのか、というと必ずしもそうではなく、少年漫画らしくライバルあり、恋あり、涙ありと、漫画としての王道も漏らさず盛り込まれている。ジャンプ伝統の「友情」「努力」「勝利」を現代版に翻訳し、密やかに作中に反映されている点も見逃せない。
ともすれば青臭い演出も、漫画を盛り上げるために必要なフィクションだ。それを恥ずかしがることなく、全面に出していることは爽快ですらある。

また、フィクションといえば、作画作業それ自体もそうだ。
原作・大場つぐみの世界を、作画・小畑健が見事に昇華している。作画の凄みがどの程度発揮されているかについては、コミックス各巻の各話間の余白ページをご覧いただきたい。原作ネーム(作品の絵付きシナリオの様なもの)を実際どのように作画したのかという、Before・Afterがはっきりと掲載されている。
アノ原作ネームが、この完成原稿になるのかというという驚きも、この作品の楽しみ方の一つと言えるだろう。

まとまりなく複数の要素を書き連ねたが、上記内容こそが、『漫画に必要なフィクションと上述のノンフィクション要素とを自然に組み合わせている点こそ本作の妙』と評する所以である。

少子高齢化の影響もあってか、週刊少年誌については各誌とも、少年誌の名に反して年々対象年齢が高めの作品を送り込む傾向にある。
本作は少年少女にとっても興味を持って読める内容になっているし、私のように少年誌の対象年齢ではない年齢層からしても、一社会人目線で漫画業界を知るという意味で、また違った楽しみ方の出来る作品だと思う。

蛇足であるが、本作シリーズは「このマンガがすごい!2010(宝島社)」において栄えある1位を獲得した作品でもある。
「世間で認められたメジャーな作品は好きではない」という斜に構えた見方も当然ありえるが、変な先入観や予断は捨てて、多くの人たちにこの作品を読んで欲しい。
メジャー誌から、しかも、王道バトルマンガ以外のジャンルで自信を持って推薦できる作品はそうはない。

原作者の実話を基にした実録マンガではないからこそ、原作・作画の両氏の実力があらん限りに振るわれていることが分かる。
『計算型』漫画家の渾身の一作を是非。

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平成の「まんが道」キター!

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぱせりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

藤子不二雄Aの「まんが道」は、唯一無二の作品だと思っているので、あれを超えられる作品は今後出ないと思っているのですが、平成の今だからこその「まんが道」、期待してます。


神絵が進化しているのに驚きました。
あのレベルでも常に絵柄を模索しているのですね。

「DEATH NOTE」の頃より、ちょっと漫画絵っぽくなっています。
髪の毛の照りとかデザインっぽい。
女の子のかわいさもUP。
個人的には女の子は桂正和っぽいなあと思いました。


おまけとして大場ネームと小畑ネームが載っていたのですが、今まで私は小畑は絵がうまいだけと思っていたのですが、漫画がうまいのですね。

大場ネームより明らかに小畑ネームのがわかりやすく面白くなっている。
なるほどねえ・・・。

すごく情報量が多い漫画で読むのに時間がかかりましたがとても面白うございました。

でも、最初のスタート以前からめちゃくちゃ恵まれているのがイマドキなのですかねえ。


おじさん蔵書の古い漫画発掘から、梶原一騎たちの再評価につながればいいなあ、と思います。

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平丸さん登場

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くるまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

バクマンは高校生二人がプロの漫画家になってアニメ化を目指す物語である。

平丸さん、いいなあ。面白い。新しい登場人物が出てきます。
「なぜ人は働かなくてならないんだ」
「吉田氏、生きてることは楽しいか!」
28才。確かにこんな人いそう。
いきなりそんなこと言われても、何と答えていいやら。哲学的というか、なんというか。

第5巻も、内容が濃い。連載が決まり、プロのアシスタントがテキパキ段取りをこなし、チョコチョコ恋愛話も入ってきて、さらに、漫画についてはセリフの重要性に焦点を当てよう、ということになる。また、お笑いの要素も取り入れていこう、という事になる。
確かに、そう言われてみると、ビシッとした一言は不思議と心に残っている。絵も付いてから印象的なのかもしれない。
「この世に100%なんてない。」
「人として許せてもラッコとして許せん。」
「涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味は分からない。」
今まで漠然としか漫画を読んでなかったのか、俺は。作り手側の視点に立って、初めてその苦労が分かった。言われてみると納得。

第4巻で、主人公があまりにアンケート結果にこだわりすぎてるなぁ、と思ったら、やはり、担当者にその事をしかられた。俺の考え方は当たってたんだ。
読者アンケート1位ってそんなに輝かしいことなのかな?ごく一時的なものだと思ってた。

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原稿料って1ページ9000円なのね

10人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くるまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

中3の男子二人が漫画家を目指して奮闘する物語。
プロの漫画家になる、それだけなら平凡だが、18歳までに自分達の漫画をアニメ化するという目標設定が、時代が違うんだねぇ、と思ってしまう。昭和の時代には無かった、そんな発想。

原作大場つぐみ、漫画小畑健のコンビは「ヒカルの碁」の時と同じ。
第1巻で絵が「ジョジョの奇妙な冒険」に似ていると思ったら、主人公のライバル、新妻エイジ君のモデルがなんと岸辺露伴!どこにそれが書いてあるかは、自分で探してね。岸辺露伴を知らない人はジョジョ35巻を読んでね。
ジョジョとブチャラティがボスを追いかける時の足元の絵と、サイコー君とシュージン君が走り出すシーンがよく似てた。別にパクリと言うわけではなく、かなり影響を受けてるんだなぁ、という程度。もしかして小畑さんは「ジョジョ」のアシスタントをやっていたりして?いや、プロならこれくらい楽勝か。

とにかく、面白い。笑える。内容が濃い。じっくり読むと疲れるくらい。
担当者に漫画を見てもらうときの顔つき。「どうでしょう?」という顔つき。二人とも双子みたいにそっくりな顔になる。ほほえましい。とはいえ、やはり才能ある二人なので、話はトントン拍子に進むのである。

ところで、モチベーションという点で女の子は不可欠だが、ヒロインの名前は亜豆美保(アズキミホ)。メールアドレスはmihomiho-azuazu1999@。自分の名前をアドレスにする女の子は真面目タイプで、友達の名前をアドレスにする女の子は社交的だが優柔不断だと、お笑い芸人ロザンの菅ちゃんが言ってた。確かにヒロインは真面目だ。当たってる。リアリティがあるね。

ちなみに、私事だが、ちょうど私は学習塾で中3の学生の勉強を見ている。
この漫画には妙に大人びた中3が出てくるが、実際、男子も女子も大人びた子はいる。さすがにシュージン君くらいの秀才で彼女もいて、落ち着いた子は見かけないが。リアリティという点では、シュージン君が高校生になってくれてほっとした。高校生ということなら、30歳くらいに見えるおっさんみたいな学生がいるから。

原稿料って1ページ9000円なのね。とことん勉強になるね、この漫画。

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若いって良いねぇ

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くるまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

すごく良いです。サイコー君。
やる気をもらえます。
かなり中身が濃い。コマ数が多いのか、字数が多いのか。

わずか15歳にして、金儲けと確率論、進路と夢、恋愛と結婚、全てが同時に動き出す。
ゆったりした日常が突然、激変します。
そのスピード感がドキドキさせてくれる。
うらやましくもあり、応援したくもなり、泣ける所もあり。
俺、中3の夏休み何してたかなぁ?

漫画家志望の人にも参考になるんじゃないかな?
漫画ってこうやって作られてるんだねぇ。1コマ1コマが芸術なんだね。下書きは4コマ漫画みたいで芸術さが全くない。最近はインターネットの画像も使うんだねぇ。
手探り感覚がとても面白い。
そういう意味では、「ドラゴンボール」というのはプロの中では奇跡、伝説、天才の作品ということになる。

主人公のサイコーの叔父さんは漫画家だったので、遺伝子という点の才能は申し分ない。裏技も教えてもらってる。ところが、サイコー君は遺伝子だけでなく、叔父さんの夢も引き継ぐことになる。もし、その夢を実現させることができたら、同じクラスの憧れのマドンナと結婚する、という約束!しかし、決して不純な動機だけというわけではない。「男なら、死ぬときはたとえドブの中でも前のめりに死ね。」という覚悟なのだ。
結末が知りたいが、他人から教えてもらいたくない。

原作と漫画家、抜群のコンビです。話の中のコンビも。バクマン自体も。
「ヒカルの碁」のときに比べて、絵が「ジョジョの奇妙な冒険」に似てる。気のせいかな?

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このままでは夢が叶わない。そんな焦り

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 高木秋人と真城最高が苦心の末に生み出した作品「PCP」は、アニメにならない。編集からその事実を突きつけられ、動揺する二人。その揺らぎをさらに大きくするように、高木には白鳥シュンとの新たな作品の立ち上げの話が舞い込んでくる。
 アニメ化できなければ亜豆美保との結婚もできない。焦る真城は、連載作家同士による読切競作フェスタに参加しようとする。しかし、高木は白鳥との連載立ち上げにかかりきり。意地になった真城は何とか読切のネームを描こうとするのだが、何を描けば良いのか思いつかない。

 必死で作り上げた作品では夢が叶わないと知ったときの青年二人が、現状を打破するために、それぞれの得意分野で努力し始める。そしてその成果を競う、読切フェスという一種のバトル。
 そんな締め上げるような緊張感を緩めるように挟まれる、平丸一也と蒼樹紅、編集・吉田幸司の物語が面白い。そしてこのとき、平丸と中井巧朗に対する、高木と真城、それぞれのスタンスの違いに着目してみるのも面白いかも知れない。

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どこかで繰り広げられている日常にちょっぴりの非日常を

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 一言で言ってしまうと、漫画家を目指す中学生二人の奮闘ストーリーなのだが、予想もしない方向から攻めてくる展開のスピード感が良く、不思議と面白い。1巻は、漫画家を目指そうと思うところから、処女作を仕上げるところまで。2巻は編集部に持ち込むところになりそう。
 おまけとして、掲載作の大場ネームと小畑ネームが載せられています。特に、大場ネームは本当にあれなんですよね?まさに、がもうひろしの絵という感じ。

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最後の勝負、結果のとき

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 亜城木夢叶の新連載であるPCPの継続には、新妻エイジ作品であるCROWか+NATURALのどちらかにアンケート順位で勝たなければならない。そんな厳しい条件の期限である25週目は刻一刻と迫ってくる。
 最後の勝負として、5週連続のシリーズ物で一発逆転を狙う高木秋人と真城最高の試みに、ついに結果が突きつけられる。

 そして亜城木夢叶の目的であるアニメ化には大きな壁が立ちふさがる。それを乗り越えるために、秋人と最高はそれぞれ努力を始めるのだが、それが亜城木夢叶にどんな変化をもたらすのか!

 たとえ連載が上手くいったとしても、それだけでは亜城木夢叶のゴールにはたどり着かない。高く掲げた目標に向け、また新たな戦いが始まる。
 そういう意味で、この作品は自分やライバルたちとのバトル物という要素もあるのかもしれない。ライバルたちはみんな良いヤツらだけどね。

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急病

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くるまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

バクマンは、高校生二人(サイコー君・シュージン君)がプロの漫画家になってアニメ化を目指す物語である。
いつも思うが、内容が濃い。1巻読み切るのに時間がかかる。コマ割りが丁寧で、無駄がない。

登場人物が真面目なことを言うとき、時々、変顔になる。ピカソの絵みたいな。
変顔で「税金とられますよ」には驚いた。若干18才の高校生が税金まで計算して行動していたとは。確定申告はだれか他の人に任せればいいのに。過労で入院しちゃうくらいなんだから。
そう、サイコー君は倒れてしまう。手術もしなくてはならない。休載の大ピンチだ。まさに「漫画は寿命を削って描くもの」。ずいぶん、やせたねぇ。
どう乗り切るかは読んでみて下さい。もしかしたら、乗り切れないかもしれませんので。
健康管理は意外と難しい。病気の再発も多いし。なにか一つ生活習慣を変えないといけない。1日1回、青汁を飲むとか。
まあ、でも、叔父さんの死がサイコー君のトラウマにならなくて良かったよ。シュージン君のおかげだ。精神的な病の方が厄介だから。

そういえば、いつの間に高3になったんだろう?高校に入ったばかりだと思ってたら。調べてみると、1巻では中3、2巻で高校入学、3巻は高1の夏休み、4巻で高2、5巻で高3。前巻ですでに高3になってたのね、気づかなかった。主人公が学校をサボってばかりだから、読んでる方も気にしてなかった。1年間を1巻のペースで進めていくと、10巻のときに22才、20巻のときに32才、30巻のときに42才、ということになる。そこまでいくと少年ジャンプじゃなくて中年ジャンプになってしまう。

ライバルの新妻君はどんどん先へ進んでいてアニメも放映された。そういえば、この漫画には意地悪く他人の足を引っ張るような奴は出てこない。悪人が全く出てこないというのもリアリティに欠けている気もするが、周りも見えないくらい主人公二人は、漫画に打ち込んでいる、ということか。夢に向かって突っ走っていく、そのスピード感の中で下らない奴なんて一瞬で消えていく。ウジウジ相手していられない。
そしてまた、下らない漫画も消えていく。新妻君いわく、「実力の世界なんだから。」
さぁ、次の打ち切りは2本。メルヘンものと探偵もの。やばい!

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混迷の再出発

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『疑探偵トラップ』の打ち切り。予想はしていたとしても、実際にその時が来れば衝撃は大きい。生活のたつきを失う小河チーフの動揺はリアルだ。そしてここで、服部哲編集が作った流れは、一度途絶えてしまうことになる。

 気を取り直して次の連載を目指す真城と高木の二人だが、彼らの障害として立ちはだかるのは、味方であるべき港浦編集だ。作家の特性を生かすという方向ではなく、自分の好みであるギャグを二人に描かせるため、あの手この手の努力を惜しまない。その背景にあるのは、先輩編集との実績差と、後輩編集からの突き上げに感じる焦りだ。
 追い詰められれば、火事場の馬鹿力で普段は出てこないアイデアが出てくることもあるだろう。しかし多くの場合は焦りが空回りを生み、悪い結果になることも多い。そして追い詰められ余裕がなくなってくれば、新たに何かを生み出すための時間もなくなり、いまあるものを肯定するためのロジック作りを無意識にするようになる。こんな負のスパイラルに入ってしまえば、良い作品はできないだろう。
 そんな状態に入りつつある港浦編集に対し、自分たちに会った作品を作るための真城の反乱は成功するのか?そして、ネームに追い詰められる高木は蒼樹紅に急接近!

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やる気が出てきます!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あい。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品を読むと、何だかテンションが上がりやる気が出てきます!
落ち込んでる時やなんか気分が乗らない時に読むと、読後なんか身体にエネルギーがわいてくるのでオススメです!
何といっても作中のキャラ達の必死さに引きずられ、、、自分もこのままではダメだ!と、感化されてくるから不思議です。
出てくるキャラが皆面白いのと、作中にも色々な漫画が登場するのですが…総ての漫画が読みたい!と、思うくらい気になる面白さです。
こんなアイディアはどこから出てくるのか?いつもわくわくしながら次巻を待っている作品です。
現在アニメもしているので、チェックしてみると良いと思います(`・ω・´)ノ 

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読み応えあり

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こーじこーじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

漫画の中で、漫画の世界を題材にお話しを進めるだけでも今までにない感じですが、
今回の巻は、特にストーリー中に出てくる漫画の面白さまで伝わってきて、凄く読み応えがありました。
続きがどうなるのかとても楽しみだし、もっとずっと続いて欲しいと思う漫画のひとつです。

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作中作のメタ構造

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 PCPはヒットした。しかし色々と弊害があってアニメにはならない。だからこそ、いずれはもう一本、連載をしたい。そう考えている高木秋人と真城最高のふたりだ。そして目指す方向性は邪道バトル?そんな漠然とした考えを持ちだしたとき、彼らの前に衝撃の作品が現れる。
 それは、七峰透「シンジツの教室」。亜城木夢叶が審査員を務める月例賞に送られてきた作品だ。しかも作者は、TRAPのファンだった少年だ。興味を惹かれた彼らは、その作者に会ってみることにするのだが、実は一癖も二癖もある人物だった。そしてその人物が、少年ジャンプに大騒動を巻き起こす!

 亜城木夢叶の仲間系ライバルを新妻エイジとするならば、亜城木夢叶の敵系ライバルが七峰透。「バクマン。」の中でも、高木が提唱する邪道バトルを展開している格好だ。新妻エイジはあまりにも王道過ぎて彼らの比較対象にはならないので、彼らが何か新しいことを始めるさまを描写するには、その定規となる存在が必要なのだろう。
 邪道バトルというくらいだから、ただぶん殴って倒せばよいという展開にはならないはず。どんな形でこの勝負が決着するのかを見て欲しい。

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マンガだからできる表現

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ジャンプ連載の最後のチャンスとなる作品の最後の練り直しをする真城最高と高木秀人は、ついに第一話を完成させる。そのアンケート結果は…。
 しかし、彼らに課せられているのは、新妻エイジの作品群と並ぶ作品にすること。そのために必要な要素を二人は追及する。

 これまではストーリー担当の高木の努力に焦点が置かれがちだったけれど、今回は絵担当の真城の努力にスポットが当てられる。単純にストーリーとして面白いだけでなく、マンガだからこそ出来る表現方法の追求がメインだ。こうすることで、より直接的に亜城木夢叶と新妻エイジのマンガが比較される。
 そしてその後は、さらに完成度を高め、新妻エイジを超えるために、高木の努力が描かれるのだ。

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