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6件
はやて×ブレード
著者 林家志弦(著者)
天地学園――それは乙女のみが集う巨大校。そこには、「星奪り」と呼ばれる試合を行い、常に上位ランクを目指して剣の腕を競い合う「剣技特待生」制度が存在する。その「剣技特待生」の資格を持つ双子の姉の替え玉として、天地学園に転入して来た天然少女・黒鉄はやてを中心に、乙女だらけのバカ騒ぎが始まる!!
はやて×ブレード 18
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2023/02/09 17:01
ややシリアス展開も
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
3巻は夕歩の病気の話題が大きく取り上げられ、少し重い話になりました。めずらしくシリアス部分が多くてそれもまたこの漫画の魅力の一つだなと感じました。一方で順がギャグ担当で出る場面も多く主人公のはやてが霞むほどで、それもまた巻が進んでキャラが定まってきた証拠だと思います。ただし病気の夕歩のキャラが少しはっきりしていないというか、ブレがあるというか、そんな印象です。はやて以上の剣技を持っていそうですが、今ひとつすごさが伝わりにくいなあと感じました。戦いのシーンはそれなりにありますが、盛り上がりは少し足りないかなと思いました。
2023/02/09 17:00
面白い展開
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻でも新キャラが続々と登場し、かなり賑やかになってきました。桃香がずっと一人でいた謎も明かされ、五十鈴という新しい強烈な個性のパートナーを得たり、みずち・蒼という因縁のライバルが登場したりと、面白い展開でした。主人公が絡むギャグは相変わらずパターン化されたものが多いですが、やっぱり楽しめます。また生徒会長のひつぎもボケキャラになっていい味出してます。全体的にこの漫画からは、シリアス調になりそうでならない微妙な匙加減の妙を感じます。この物語の主題であるはずの星取りの戦いのシーンは短いですが、それなりに説得力ある形で勝負がついていて、ストーリー上のいいアクセントになっていると思います。
2023/02/09 16:59
学園バトル協奏曲
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
剣技特待生の乙女たちが繰り広げる天地学園のバトル協奏曲です。主人公の黒鉄はやてが姉のナギの替え玉として天地学園に通い始めるのですが、その経緯に関してあまり説明されていなくともすんなり入っていける設定でした。学園の生徒キャラが多数登場し、やや混乱もしますが、基本的にはやてのキャラが強烈で一貫していて、また綾那のキャラが対称的だったため、ストーリーの流れに集中できたように思います。はやての隠れた才能がところどころに発揮されますが、全部ギャグ調に描かれていて、何人かの生徒がその才能を見出すというのは、なかなかカッコいいですね。主人公は全力でひたむきにやるだけで、周りが巻き込まれてゆく、この展開を徹底して面白おかしく描き、シリアスのほうに振り切らないので、とても好感の持てるストーリーでした。