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60件
ぼくの地球を守って
著者 日渡早紀
亜梨子(ありす)は植物と交信する能力を持つ高校生。ある日、隣家のイタズラ小学生・輪(りん)を誤ってマンションのベランダから転落させてしまう。奇跡的に回復した輪は、もう一人の自分に覚醒していた…。一方、亜梨子は前世の夢を共有する同級生に出会い…!?
ぼくの地球を守って（12）
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2022/10/05 14:26
傑作少女漫画のひとつ。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ごんざ - この投稿者のレビュー一覧を見る
少女漫画の歴史に残る作品の一つだと思います。
恋愛はもちろん超能力のバトルなどもありサスペンスやホラーのような要素もあります。
なにより宗教観が素晴らしく、いつの間にか自分もあの世界の住人になった気がしてきます。
2021/03/14 19:50
少女漫画の名作
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ao - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒロインの亜梨子は植物や動物の気持ちがわかる少し内向的な女子高生で、隣家の小学生の男の子・輪をベランダから転落させてしまう事故や共通の夢を見る同級生達との出会いをきっかけに、同級生らと同じ夢を見て…というようなSF要素のある漫画で、読み始めると止まらなくなるくらい面白かったです。絵は今風ではありませんが、綺麗で読みやすいです。
2019/07/20 12:59
作者の想像力と構成力に感嘆するしかない作品
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：七志 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生や高校生の年齢で、科学者としての知識を持ち、自分達が住む惑星が消滅するほどの戦争の歴史や、愛憎うごめく大人の人間関係の記憶を持つのは、想像を絶します。
しかも前世だから、生と死に直面した記憶まであるなんて…
前世パートの分量が増えてきて面白さが格段に上がった作品です。
前世の生い立ちや思考が見えてきて、現世の人物像がさらに複雑に絡み合う面白さ。
モクレンとシオンの幼少期パートが、物語に深く感情移入させてくれました。
手元にあるのは連載当時に買った単行本なので外装は随分と古くなってるのに、内容はいつ読んでも古さを感じさせない、何度でも読み返したくなる漫画です。
個人的には、ミクロと輪がお寺で対決した後の、シオンの前世パートの頃の絵柄が、デッサンが綺麗で一番好みです。
