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完結

はみだしっ子

著者 三原順

――自分の居場所がなくて家出したボク達は港を探してさまよっている船のよう――。いつのまにか寄り添い、旅をするようになった個性の全く違う4人の仲間、グレアム、アンジー、マックス、サーニン。親に見捨てられた子供達の早すぎる孤独は、彼らをこの世のはみだしっ子にしていた。傷ついた過去を癒してくれる誰かがきっとどこかにいるはず!愛を探すそれぞれの心が今、血の絆を超え固く結ばれる…。他界した不世出の作家、三原順の最高傑作!

はみだしっ子(6)

税込 867 7pt

はみだしっ子(6)

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.4

評価内訳

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  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

はみだしっ子 第1巻

2002/11/28 14:17

日常に傷つく子供達の言葉にならないペーソスの代弁者

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:A-1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

黙考型で博識で優しい、黒髪に黒い瞳のグレアム。言葉は辛辣だけど優しい料理の上手い手先の器用な、フリル大好き、銀髪のアンジー。寡黙でマイペースな野生児でいつもしまシャツ愛用の、ブラウンの髪と瞳のサーニン。みんなの庇われ者でいじけやすくしかししぶとくそして可愛い、金髪で青い瞳のマックス。
全く性格の違う彼ら、四人の少年達の繊細な心の内を描き出しながら、ドラマティックにその子供だけでの生活を描くことで、彼らと彼らを取り巻く社会や大人達との意識の隔たりを浮き彫りにしながら、お話は進んでいきます。
「親を捨てた子供」と、自分のことをそう言う大人びた目をしたまだ幼い少年達。親に愛を与えて貰えず、親の元に居たままでは死んでしまうしかないと何処かで悟った彼らは、そこから飛び出した同志だった。
愛してくれる人のことを「恋人」と呼ぶのだと、身を寄せていた喫茶店のお客に教えられた彼らは、「恋人」を探して街を彷徨う。
彼らにとっての求める「恋人」は、ばらばらに飛び出した彼らが見つけた支え合う今の仲間達を引き離したりしない、みんなを安心させて、親鳥の様に庇ってくれる「親」のこと。
グレアムの親の様に、自分の価値観だけを押しつけ、心を殺してしまおうとしない。アンジーの親の様に、自分の都合のいい時にだけ愛情を切り売りし、都合が悪くなれば放り出したりしない。
サーニンの親の様に、自分の手に余るといって、都合が悪くなればあっさり手放さない。
マックスの親の様に、子供の拙い愛情も誰も受け入れられず、誰も心身共に傷つけない。

そんな「親」。

街行く人を見つめながら、探す彼らですが、つめたい雪が降っても、その人は現れてはくれず。
雪の中、通りすがりの人に助けられたマックスは言う。
「僕らを引き取ってくれる? 僕らを引き離したりしない? 僕を、僕らを傷つけたりしない? そうでなければ、僕らをこのままにしておいて!」
「Yes」との返事をもらって安心したマックスだったのだが、その人は医者で、だからそう言ったのだと、本気ではなかったのだと…
入院先から抜け出した彼らは、他の街で探すことにしたのだった。

この後、彼らが放浪の途中で何を見るのか、到達した先に何があるのかを見届けてください。

ちなみに、私には本作品のラストが、読んだ当時、あまりにも救われないものだと思ったのですが、実はハッピーエンドなのですよね?
その本当のラストの意味は、ムック本である「はみだしっ子全コレクション集」で作者とくらもちふさこさんとの対談の中に…
うーん、わかりにくかったというか…でも、わかりにくかったからこそ嵌ったというか(笑)

ところで、彼らの親の愛情の欠落の特徴を見て、いつか、そんなことを多かれ少なかれ子供の頃に思わなかったでしょうか?
そうは思わない人も居るかも知れませんが、私には子供時代にすごく共感できたものでした。そりゃ、もちろん彼らの親達ほどは酷く思えはしなかったですけれどね。
そういった親のこと、社会のこと、友達のこと等色々なことを考えさせられる物語でもあります。
私にとっては、子供時代ぼんやりとした悲しみを抱えて、手だて無く途方に暮れていた目の前を切り開く術を教えてくれた、理論立てて自分の状況を見据えたり、改善策を考えたり、社会のことに関心を持ったりする基礎を培ってくれた作品でした。

今、そしてかつてこの本を愛読した人は皆そういう感想を持ち合わせていると思います。

実は私がこの本をはじめてに手に取った時、表紙を見てこんなに深い話とは思いも寄りませんでした。深いです。本当に。
彼女の作品に共通する繊細な心の揺れ動き、演出と物語の巧みさと深さを見て欲しいです。

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はみだしっ子 第1巻

2012/02/04 22:47

リアルタイムに連載を追いかけて

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:お月見 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「はみだしっ子」の連載がはじまったのは小学生のころ。友達が花とゆめコミックスを持っていて、借りて読んだら一気に四人組の魅力にはまってしまい、雑誌の連載を心待ちにするようになりました。
 はじめは、親にうとまれ、不幸な境遇に育ち、子供達だけで気ままに暮らすキャラの立った四人の可愛らしさ、カッコ良さに惹かれたのだけど、連載が長引くにつれて、ストーリーはどんどん深刻になり、実世界のリアルも顔を出し始める。
 雑誌の連載だけではもはやストーリーの理解が追いつかなくなり、コミックスを読み返して「こういう事だったのね」とうなりつつ、連載が終わったのは高校生の時でした。
 しかし、最終回にいたっては、雑誌でも、コミックスでも??「ここで終わってしまうの。何故」という疑問符が残りました。のちに出版されたキャラブックの書き下ろし短編で、「つまりはみだしっ子とはこういうお話だったのです」という寓話仕立ての番外編(グレアムペンギンのお話でした)を読んでも、よくわからなかった。
 それでもはみ出しっ子が大好きな作品である事には変わりなく、それから何度コミックスを読み返したことでしょう。
そのうち、自分の娘が成長して、驚いたことに「はみだしっ子」にはまり、二人でこの作品についてよく語るようになりました。(蛇足ですが、娘はアンジー、私はサーニンが一番のお気に入りです)
 二人で、あのラストは、こういう事では、とか語ったり、スピンオフ作品の「ロング・アゴー」でジャックが、ロナルドが、とか話しているうちに、読み方もどんどん変化してきて、「うん、つまりはこういうお話だったのかもね」と思えるようになりました。
 だけど願わくば、成長し、生き抜いた彼らの消息も知りたかった。「ロング・アゴー」の二人の生き様が、ひとつのヒントになるような気がしても・・・。そしてそれがもはやかなわぬ願いである事を、残念に思います。

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はみだしっ子 第6巻

2002/05/15 16:17

悲惨さとあきらめが殆どなのに、まだ抵抗の気持ちだけが残っている。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:猫山まどか - この投稿者のレビュー一覧を見る

4人は社会のルールを利用して自分達のやり方で、裁判を終わらせた。
そしてそれでもやってきた穏やかな日々の中で、グレアムは自分の行き場所へ進みだす。
夢でしかない憧れでも願いでも、全ての人に犯罪とも言われないであろう犯罪でも、グレアムは自身を譲れず、自らを裁こうとする。雪山での死体。その妹に、自分を殺させると言う形での決着をつけようと。
そしてそれは失敗に終わり、何かをしようとすることを放棄し関心なんか持つことを止めてしまう彼だが、事件が起きた。一方的に殴られそうになったところ避けたら、相手は3階の窓から落ちたのだ。誰もが見ていた明白な事故。しかしグレアムは裁判でリッチー(傷害事件の加害者)のように弁護されることを強く拒否する。まだ残っていた抵抗の気持ち。それが彼の中の唯一の真実で目の当たりにし、グレアムは再び進みあがくことを選ぶこととなった。

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