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ロクでなし魔術講師と禁忌教典
「お前ら、魔術のこと 何にもわかっちゃいねぇーんだな」 アルザーノ帝国魔術学院非常勤講師・グレン=レーダスは遅刻、居眠り常習犯のロクでなしだが…。ダメ講師グレンの隠された実力とは!? そして魔術の真理が明かされる!?
ロクでなし魔術講師と禁忌教典(16)
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2025/01/01 08:12
伝承の<突然登場する魔法使いの「弟子」が使った小さい棒で胸を突かれて死んだ>はグレンの固有魔術【愚者の一刺し】の事だった?!…な騒動決着、この先の続きは原作小説を読んでね!なコミカライズ版完結巻。
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投稿者:♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る
最終巻となる今巻第16巻は、Lecture LXVIII~LXXII(=Last Lecture)までの漫画本編5話分と、
描き下ろしおまけ漫画(2頁)と、あとがき…という収録内容。
前巻第15巻ラストで《鉄騎剛将》アセロ=イエロとルミアが1対1対峙…
のその後の問答光景から最終巻開幕。
《鉄騎剛将》アセロ=イエロ×《銀の鍵》ルミア…人外の力持つ化け物同士対決開始。
一方で地上の帝国魔術学院側では…どんどん戦況悪化中で…。
ルミアが《銀の鍵》を使い続けるとどうなるか…の件。
人間側の意地…
必死に戦うルミアの姿が、戦闘不参加地下避難組の心を動かし、
防衛協力行動を呼んだ結果、壊滅寸前でぎりぎり踏み止まれた帝国魔術学院側の光景。
偽りの願いでは《銀の鍵》の輝き曇り、今こそルミアが本当の願いを願う時。
願い叶い…《銀の鍵》消失するも、グレン&システィーナ&リィエルが、
ルミアと《鉄騎剛将》がいる場所へ導かれ合流。
ルミアが3人の力を底上げし、3人の攻撃が《鉄騎剛将》をたじろがせるが、
《鉄騎剛将》(の中のラザール)にも人間の身を捨てた意地があり…。
いよいよ来た、グレンが、
自身の武器「魔銃ペネトレイター」専用の魔術火薬「イヴ=カイズルの玉薬」を使う時。
グレンの魔術特性を弾丸に乗せて放つ固有魔術【愚者の一刺し】で魂引裂き決着。
グレン達が学院へ生還後の皆との再会光景。
辛うじて存在を繋げ生延びたラザール、だが、ジャティス再び…な最終決着「正義執行完了」顛末。
…どーでもいいけど、
「皆殺し」って漢字一字で書くと「鏖」って文字表記があるんだね…。
帝国魔術学院授業再開日の光景…グレンやシスティーナ&ルミア&リィエル達の日々は続くEND
…で、コミカライズ版は完結…続きは、原作小説を読んでね、
と。
まぁ、そこそこ面白かったし、機会があれば、原作小説も読んでみてもいいかもな、と思えたし、
この全16巻を…
「※01/09まで94%OFF⇒(通常10,538円が)528円超特価(1冊当たり33円)」
という超特価の機会に買って読めたのはラッキーでした。
2025/01/01 04:07
対《炎の船》緊急対策会議して、各人が色々と準備して、決戦当日、帝国魔術学院側で地上を守りながら、少数精鋭で《炎の船》に乗込み…な対決展開の流れで遂に《鉄騎剛将》とルミアが1対1対峙し…な物語第15巻。
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投稿者:♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る
今巻第15巻は、Lecture LXIII~LXVII までの漫画本編5話分と、あとがき、
と…おまけイラスト的なのも少々…という収録内容。
前巻第14巻ラストで始まろうとしていた対《炎の船》緊急対策会議…での、
具体的対応協議光景から今巻開幕。
ナムルスも再び姿現して少し助言…そんな緊急対策会議での、
《鉄騎剛将》アセロ=イエロを倒す方法…の結論は?。
ジャティス×まだ不完全《鉄騎剛将》状態なラザール=アスティールの対決は既に決着済み?
一方、ジャティスとの交戦で左前腕部切断されたイヴは、
治療を受けて腕は見事に接合されたが…何らかの要因で肘から先に魔力が通らず…
で、色々お悩み胸中。
グレンの武器「魔銃ペネトレイター」専用の魔術火薬「イヴ=カイズルの玉薬」の件。
…その材料を、帝国魔術学院の地下迷宮に採りに行く必要があり、グレンはシスティーナを連れて出発。
不安で動揺する生徒への学院長の言葉…
「譲れないものの為に命を賭して戦える」=「真の魔術師」
「(強大過ぎる敵の前では)力が足りぬのは皆同じ、大切なのは手札の強さではなく切り方」
グレンが担任する組の生徒達にバーナードが状況や危険度を説明した上で協力要請、
返ってきたのはグレンの教え子らしい、勇気と正義に満ちた反応。
必要素材集めに地下迷宮低層階を行くグレン&システィーナは…
地下13階「愚者の墓場」で墳墓の塵を集め、その帰路…
ちょっとした会話の弾みで動揺し慌てたシスティーナがヘマしゼロマナ地帯に落下するトラブル発生。
だがまぁ決戦前夜の内に生還。
玉薬の調合を急ぐ必要があるが…グレンのトラウマが呪縛となり…。
夜食届けに来たシスティーナが事情を知り、調合に協力。
その協力もあり無事に玉薬完成し、心の迷いも晴れたグレン…そんな2人の様子を垣間見て、
ルミアも何やら決意し、ナムルスの許へ。
そしていよいよ、決戦の朝…
学院での防衛戦力の配置と、急遽構築準備した【メギドの火】砲撃対策結界魔法陣の成果。
その後の展開も、先ずは想定通り…。
一方で、《炎の船》へ攻入るグレン達は…。
セリカが準備したドラゴン変身魔術で、グレン達を背に乗せて飛立ち、
地上からアルベルトの援護射撃も受けて《炎の船》の艦上への乗込み成功。
ナムルスによって解放されたルミナの真の力。
学院側の防衛戦力は交戦で徐々に削られ、あとどれだけ持ち堪えられるか、という中で…。
ルミナに人外の力を余り使わせたくないグレン達だったが…
その思惑を余所に、ルミナが強制的に空間ごとグレン達から分断され…
《鉄騎剛将》アセロ=イエロ×ルミアという1対1対峙光景…で、次巻最終巻へ続く形。
対《炎の船》緊急対策会議して、各人が色々と準備して、決戦当日、学院側で地上を守りながら、
少数精鋭で《炎の船》に乗込み…な対決展開が描かれた今巻、
この騒動の決着がどう着くのか…次巻最終巻を、しっかり読んで見届けたいと思います。
2024/12/31 21:11
優先すべきは【メギドの火】発動阻止か裏切者ジャティスの捕縛か?⇒ラザールとの攻防とラザールの真の思惑を見抜いたグレン⇒不完全復活でも《鉄騎剛将》と《炎の船》の脅威…と盛上り度急加速な物語第14巻。
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今巻第14巻は、Lecture LVIII~LXII までの漫画本編5話分と、あとがき、
と…おまけイラスト的なのも少々…という収録内容。
前巻第13巻終盤で、フェジテの街を救う為の共闘を開始したジャティスとグレン、
そして、「Project:Frame of megiddo」を実行に移そうと帝国魔術学院に現れたラザール…
その直後の光景から今巻開幕。
優先すべきは【メギドの火】発動阻止か、裏切者ジャティスの捕縛か?
状況の空気読まず、魔術学院へ急ぐグレン達の前に立ちはだかったイヴとの問答の結果…。
イヴの要望には当然応じず、魔術学院へ急ぐグレン&ルミア…
そんなイヴにジャティスが辛辣な言葉を放ち…。
学院講師陣もラザールには太刀打ち出来ず窮地な状況に何とか間に合ったグレン&ルミアだが…。
生きていたセリカと、寝てたら治ったリィエル…も加勢に駆付け助けられたグレン。
ラザール攻略の鍵は、ラザールが持つ「力天使の盾」の本質理解と、
『六英雄』の一人《剣の姫》エリエーテ=ヘイヴンが使っていた真銀の剣…で、セリカがお手本示し、
リィエル&講師達と反攻開始…そしてグレンには解呪を任せる。
一方、イヴ×ジャティスの攻防…ジャティスの逆鱗に触れたイヴ…身の程を思い知る。
イヴを処刑するつもりだったが、想定外にアルベルトが超長距離狙撃で介入し阻止、ジャティスは、
戦意喪失したイヴを放置し、グレン達が応戦中の魔術学院へ。
【メギドの火】発動阻止の為の解呪をしようとして…グレンが感じた違和感…迫る時間の中での焦燥…
だがルミアの一言で…。
「核熱点火式」に偽装した別目的のモノだと見抜いたグレンの対応正解…だが…。
ジャティスの真の目的は…一応果たせた様子だが、
またもグレンが自身の予測を超える行動をした事へは、複雑胸中な様子。
ラザールの肉体&魂と集めたマナを依代に?不完全ながらも魔将星の一人《鉄騎剛将》アセロ=イエロ復活光景、
更にその上空から…。
アルベルトら帝国宮廷魔導士団特務分室の面々がフェジテに来てイヴを救助したが…
腑抜けな室長イヴにアルベルトが制裁的活入れの一撃。
もっと完璧な「空の巫女」が必要?…それ故にルミアを殺そうとする《鉄騎剛将》に対し、
そうはさせじと交戦挑んだグレンだが…超硬い神鉄の肉体の前に…。
特務分室の3人+システィーナも駆付け、グレン達に加勢し総攻撃仕掛けたが…。
グレン達絶体絶命な状況で、ナムルスが介入し、まだ不完全復活な《鉄騎剛将》と対峙しての交渉問答。
交渉に応じて一旦、上空の《炎の船》へと撤収した《鉄騎剛将》。
グレンに問われ、現状について説明したナムルス…その衝撃内容に愕然とするグレン達…。
「タイムリミットは明後日の正午頃」「貴方は奴を倒せるはず」とグレンに伝え消えたナムルス。
一方、《炎の船》では…
ジャティスが不完全ながら《鉄騎剛将》姿となったラザール=アスティールを待構えており…。
たとえ現時点での勝率が0.0021%だとしても…
「貴様ら絶対悪を僕が粛清」と言うジャティスの「正義」。
一方、とんでもない騒動に巻込まれてしまっているグレンが担任する2年2組の他の生徒達への、
グレン達からの事情説明、グレンやリィエルの件、そしてルミアの素性の件…
ソレを聞いた生徒達の前向きな温かい反応。
全16巻なので残りあと2巻分って状況でもあり、
物語展開が、どんどん規模が大きく、深刻な展開になって盛上がってきているな…
という感じで、こんなのもう、直ぐに次巻を読まざるを得ない…
そんな感じで、この展開がどう決着するのか、じっくり読み進めて見届けたいです。